刀剣男士って…何ですか？【刀剣乱舞】 (ページ2)

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1話ページ2

事の始まりは一通の手紙からだった

宛先人不明の手紙に違和感を覚えながら家に入る

玄関で手紙を開くと昔の文字で文章が書かれていた

全然読めないし…一体誰から……？

誰かのイタズラかな…

手紙を閉じると目の前に1枚の桜の花びらが落ちてきた

桜…？今は冬で桜なんて咲かないはずなのに

｢貴方は審神者に選ばれたのです｡｣

急に声が聞こえ驚いて振り向くとそこには小さな狐がいた

｢さぁ､一緒に参りましょう｣

貴女｢…え？｣

突然足元が無くなり私はそのまま落ちていく

いつ来るかわからない衝撃に恐怖を感じ目を閉じた

しかし､来たのは痛みなどではなく優しくて力強いなにかだった

そっと私を包み込み優しく抱きしめている

目を開くと綺麗な三日月が浮かんでいた

｢あなや､これは驚いたまさか新しい主はかぐや姫だとはな｣

クスクスと笑うその人に思わず見とれていた

今までにこんなに美しい人はいただろうか

しかし、私はすぐ我に返った

貴女｢え､あ､あの…誰ですか？｣

三日月｢俺の名前は三日月宗近だ｡天下五剣の一つだ｡｣

貴女｢へ？天下五剣？｣

三日月｢そうさ､俺は刀だ､まぁこんな見た目をしているからわかりづらいな｡はっはっは｣

余計にこんがらがった……

この人が刀？どうしよう変な人なのかな

私はその人から離れると木の影に隠れる

三日月｢あなや｣

スマホも繋がらないし！どうなってんの！！？