俺の初恋相手はすげぇ奴だった【今日から俺は！！】【クローズZERO】

16話 ページ17

なにも手掛かりなしじゃこっちもわからないな

とりあえずお兄ちゃんにも話してみよう


｢ねぇーそこの可愛い子｣

貴女｢ん？私？｣

｢そーそー､ちょっと聞きたいんだけどさー軟葉高の三橋と伊藤って知ってる？｣


わーおまさかそっちから来てくれるなんて助かる〜

でも､舐めてかかったらやばいかもしれないから一旦様子にするか


貴女｢すみません…私学校が違うので知りません｣

｢そっかー､千葉じゃ知らない奴はいないって聞いてたんだけど君どこ高？｣

貴女｢鈴蘭です｣

｢鈴蘭？ごめんよくわかんないかな？でも君可愛いね〜どう俺達とちょっと遊ばない？｣

貴女｢やーだぁそれってナンパ？でも私そこら辺の女子とちょっと違うんだよね｣


私は思いっきり近くにいた坊主の人の顔を殴る

坊主の人は殴られた鼻を抑えながらのたうち回っている


貴女｢あっ､ごめんなさーい｡お兄さん達知らないみたいだから教えてあげるね？鈴蘭高校ってのは強い不良達が集まる学校で私のお兄ちゃんがそこの頭でーす｣

｢このやろぉ！！！｣

貴女｢やーん！！！私喧嘩とか生まれた時から大好きだがらぁ〜そんな目されたら｣


先程の人にもう一度回し蹴りをすると見事に気絶した


貴女｢興奮しちゃうなっ！｣

｢ぶっ殺してやる！！！｣

貴女｢あ？殺す？よくもまーヤクザの組長の娘にそんな言葉使えたよ｡殺すってどういう事か教えてやるよっ！！！！！｣


３人がかりだろうと私には関係ない

とりあえず皆の高いお鼻折っちゃおうかな

私は近くの家の前に置いてあった金属バットを手にする


貴女｢滝谷いきまーす！！｣


思いっきり頭めがけてバットをフルスイングする

鈍い音がしたけどなんくるないさー


貴女｢で？次は？｣

｢この女やべぇぞ！！！逃げろ！！！｣

貴女｢仲間置いて行っちゃうなんて酷い人達だねー？｣


バットで殴った人の頭を持ち上げるとこちらを向かせる


｢も……もう…………勘弁して……くださ……｣

貴女｢何言ってんのー？私高校生だよ？犯罪なんか犯しちゃこの先真っ暗だよ〜 でも｣


男の頭をそのまま地面に叩きつける

痙攣を起こしながら血を流す


貴女｢私の友達傷つけた報いは受けてもらわないとね？ここ全然人来ないから助けてもらえるかわかんないけど､頑張れー｣


私はバットを川に捨てるとその場を後にする

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