俺の初恋相手はすげぇ奴だった【今日から俺は！！】【クローズZERO】

10話 ページ11

校門へ行くと私はつっぱり君に声をかける


貴女｢つっぱり君ー､どうしたの？｣

三橋｢Aちゃん！まぁ〜その､なんて言うか？前に水貰ったお礼が？してくて？｣


いちいちなぜ疑問にする…


三橋｢駅前の喫茶店に行きませんか！！！｣

貴女｢ふふっ！つっぱり君面白いね〜いいよ！行こ！｣

三橋｢いよっしゃあ！！！｣

貴女｢じゃあちょっと待ってて！｣


私は一旦戻り将治に伝えると荷物を持ちつっぱり君のところへ向かう


貴女｢でもお礼なんてよかったのに｣

三橋｢いいえ､この男三橋！恩は返します！｣


キラっと効果音が着きそうなくらいの笑顔でキメ顔をしている

思わず笑みがこぼれる

喫茶店に着くと私はクリームソーダとつっぱり君はレモンスカッシュを頼んだ


三橋｢Aちゃんは､す、す、好きな奴とかい､い､いまするか？！｣

貴女｢うーん､内緒かな〜｣

三橋｢んなぁ〜んで！教えてよー！｣

貴女｢じゃあ､つっぱり君は？｣

三橋｢な、なな､！…い､いる｣

貴女｢へぇ〜！｣


顔を赤くしながらレモンスカッシュをすするつっぱり君

私もクリームソーダのアイスをひと口食べる


貴女｢それって…もしかして私？｣

三橋｢きゃぁぁぁああ！！｣


まるで着替えてたところを見られた女の子みたいなポーズをする

いちいちの反応がおもしろ


貴女｢嘘だよー笑笑｣

三橋｢う､嘘じゃない！｣


つっぱり君はレモンスカッシュを一気に飲み干すと私の手をにぎりしめた


三橋｢俺は……Aちゃんが……す､す､す｣

伊藤｢おう､なにしてんだ？｣

貴女｢伊藤くん〜おひさ！｣

伊藤｢久しぶりAちゃん！｣

三橋｢伊藤ぉぉおおおお！！｣


突然怒鳴られた伊藤くんは驚きながら私とつっぱり君を交互にみる

確かにタイミングは悪かったかな笑笑

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