《赤羽業》 短編集。2

告白されましたNO.1-2 ページ10

Aside

『えっと、…離して、くれない？』



モ「ふざけんな！ふざけんなふざけんなふざけんな！！！

もう一度だけ言ってやる

俺と付き合え」




だったら私こそもう一度だけ言ってやる





…私先輩だよね？





本当は同い年なんじゃないかって心配になってくるよ。この人の態度見てると





『…ごめんなさい』





モ「後悔…っ、させてやる…！！」





モブ助君が私の制服のボタンに手をかける





『ちょっとなに、するつもり！？やめてっ！離してっ…！！』





モ「うるせー、！黙れ！！！！」




１つ目のボタンが外されて２つ目のボタンが外される寸前





ドアが開く音がした





モ「あぁ？誰だてめー。邪魔すんなよ」





『かる、ま…』




やっと、来てくれた…！




業「ねぇ、その子になにしてんの。早く手離してくんない？Aが汚れる」





モ「気安く俺の女のこと名前で呼んでんじゃねぇよ。

あぁ、あれか？お前がこいつが言ってる彼氏か？はっ、あったま悪そーな彼氏だなぁ！！！」




いや、カルマめっちゃ頭いいですけど？




浅野君と同レベルですけど？





てゆーか、





『いつからあんたの女になったんだよ、私は…』





身に覚えがなさすぎるっつーの！






業「俺の女？なにそれどんな冗談？笑えないんだけど てかいい加減手ェ離せよ」





ヤバイってドンドンブラックなカルマがでてきてるよ！





まぁ彼女としてはその…助けて、くれて…嬉しいけど、さ





『そろそろ離してくれないとモブ助君が危ないような…』

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