自己満足短編集〜アニメonマンガ〜

ドッキリ〜薄桜鬼、藤堂〜 ページ7

藤堂side

A)あ！平助くん！

藤堂)お、Aじゃん

A)今巡察中なの？お疲れ様だねっ(ニコッ

藤堂)おう！ありがとな


エヘヘと微笑む彼女は屯所近くにある団子屋の看板娘のAだ。こいつとは先日助けた以来仲良くしてる。俺はこいつが笑う顔が大好きで巡察に行くたびにここに寄っている

A)そういえば、新しく屯所に来た子はどう？あの中に馴染んでる？

藤堂)千鶴か？千鶴だったら馴染めてるぞ？結構しっかりしてるし飯も美味いし

A)本当に〜？あそこ、土方さんとか沖田さんとか山南さんとか性格悪い人いっぱいいるじゃん

藤堂)まぁな。

そろそろ、伝えてもいいかなこの気持ち

A)今度連れてきてよ、その千鶴って子。会ってお話したいなぁきっと可愛いんだろうなぁ･･･あーー今すぐ会いたくなってきたよ〜！！むさい男だらけの屯所でうまく行ってるのかしら〜

藤堂)なぁ、A。お前は惚れている奴っているのか？

A)ええ！？どうしたの急に！？まぁ、いないって言ったら嘘になる･･･かな

藤堂)だれだよ？

A)ええ！？本当にどうしたの？いつもの平助くんじゃないよ？

藤堂)いいから教えろよ･･･！！

イライラしてつい語尾を荒らげてしまったのにびっくりしたのかビクッと体を震わせたのを見た。･･･すこし言い方が悪かったか？と思い口を開きかけた瞬間Aの声が一瞬はやく飛び出た

A)･･････････だよ。平助くんだよ･･･私が好きなのは平助くんなんだよ

藤堂)！？･････本当か？ドッキリとかじゃないよな？

A)当たり前だよ。嘘ついてどうするのよ

顔を赤く染めてそういう彼女の言うことは間違っていないだろう。なら、オレの言うことはひとつだけ

藤堂)オレもだ。A。愛してる







ーちょこっと劇場ー

藤堂)愛してる。


原田)おーおーやったなぁ平助。いい女捕まえてきたじゃん

藤堂)！？！？！？左之さん！？

原田)オレだけじゃねーよバカほら

藤堂)なんでみんないるの！？

土方)おい平助。これはどういうことだ

藤堂)うえっ！？土方さん！？

山南)随分と楽しそうですが、巡察中なのを忘れていたのですか？これでは警備にならないと他の兵士達が私達を呼びに来たのですよ

藤堂)えーと、そのこれは･･･

土方)なーにが愛してるだ。新選組舐めてんのか？

藤堂)ごごごごごめんなさーい！！！！！！

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