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使い 7 （夾side） ページ8
「おい…A…ハァ……」
俺の席の隣には、草摩Aが座っていた。
いくら声をかけても起きる気配はない。
こいつ、寝たら起きないタイプなんだよな…
「………」
プニッ
俺はAのほっぺをつついてみた。
柔けぇ…
白く綺麗なほっぺはとてもぷにぷにで柔らかかった。
キーンコーンカーンコーン
最後の授業が終わり、みんなが帰っていく。
「夾くん！Aちゃん！帰りましょう！って…Aちゃん、寝ちゃってますね…」
「今日、職員室ででも寝てたよ。」
「え！？」
「透〜そいつ紹介しろよ！」
「！うおちゃん！」
花島「気になるわね。」
「はなちゃん！」
うげっこいつらかよ…
俺は来た人物に顔を顰めた。
「彼女はA。俺の親戚だ。」
「やっぱり、みかん頭より役に立つなー！」
クソ女に言われた言葉にさらに深く顔を顰めた。
「あ゛ぁ？そりゃ誰のことだよ！」
「お前以外に誰がいる！」
ワーワーギャーギャーと騒いでいるとAが起きてきた。
『んぁ？なに〜？』
寝ぼけてんな…
「魚谷ありさだ！よろしくなA！」
「花島咲よ。よろしくね。」
「うおちゃんとはなちゃんです！」
『よろしく〜うおちゃん、はなちゃん！』
「「「………」」」
沈黙が広がる。
「天使が増えたな花島…」
「そうね…」
『？』
何言ってんだ？
(↑鈍感ず)
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作者名：ななサマ x他1人 | 作成日時：2022年4月5日 15時
