【フルーツバスケット】神様の使いは草間家の癒しで愛されてます！ (ページ15)

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使い 13 （主人公side）ページ15

文化祭当日

『うんまぁァ！！』

黄色いエプロンに、シンプルなおにぎりのイラスト。

そう、これが僕たちのクラスのクラスTシャツ、いや、クラスエプロンかな？

で、それをみんなで着て店番中！！

「大盛況だねー！」

「ほんと！これも本田さんのおかげかな？」

『透のおにぎり日本一。』

「お前はまず食うのをやめろよ！」

夾におにぎりを取られました…

『ニラ食わない癖に！！』

「うるせぇ！！」

もう夾はいいや。←

『由希はどんな感じかな？』

くるりと後ろを振り返った。

『うおっ！？めっちゃ人いるやん…』

「草摩くん、大人気ですね！」

先輩たちに囲まれてるゆき。

まぁ、美形ですからね…

「「「キャァァァァ！！！」」」

急に上がる悲鳴。

何事だ！？と様子を見に行くと……

聴診器を由希の胸に当てるはーさん。

そして由希に抱きつく紅葉。

『どういう状況ですかな？』

「あ、Aだぁぁぁ！！！！」

Aーーー！！！！と全力ダッシュの紅葉くん。

＿＿＿＿＿ドーン

『紅葉…可愛いけど痛いっす……(泣)』

腰が砕ける……

「あぁ！ごめんねA…」

シュンと耳が垂れ下がる。

可愛い！！←

「あ、あなたはこの前の！」

「やぁ！また会ったね！」

『………え、透。紅葉のこと知ってるの？』

はい！と可愛らしい返事をして、僕(バカ)にも分かりやすく説明してくれた。←

まぁ、簡単に言うと、透のバイト先のマンションが紅葉パパの会社だったという……

「すっげー繋がりだな…？」

『うん。今だけ夾と同じだわ。』←

ゲンコツが一発飛んできた。←

『痛いよはーさん！治して〜』

「………わかった。落ち着けお前ら。」

何時でもクールキャラのはーさんは、冷静に対処しその場を落ち着かせた。

と、思ったのもつかぬま。

＿＿＿＿＿＿ボフンッ

床一面に広がるピンク色の煙。

『………まじでやってくれたな紅葉……！？』

「はぁ……」

はーさんのため息は日に日に多く、でかくなってきている。(気がする)←

「A…＿＿＿＿＿＿＿」

『うん。』

わかってるよ、はーさん。

慊人、機嫌悪いんだよね？

なら一時は透達に会えなくなっちゃうかもね。

『大丈夫。』

＿＿＿＿＿＿＿＿僕なら大丈夫。

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