【約束】鹿野修哉 _1_ ページ9
(カノside)
あぁ、僕は子供だ。
そう思うのは、君の所為。
〔修哉、ごめんね。大好きっ___〕
〔そんな、なんで、いかないで…ッ！
置いてかないでよっ…！！〕
君がいなくなってから約2年
〔私、大きくなったら
しゅうやくんのお嫁さんになる！〕
〔ほんと？じゃあ、やくそくね！〕
ねぇ、約束、果たしてないのに、
どうして僕らの前からいなくなっちゃったの？
3人との約束も、守れてないよね
キドとの約束も、
〔つぼみー！ご飯作るの手伝うよ！〕
〔ありがとな。そっちの野菜、
切っといてくれるか？〕
〔任せて！私、修哉と結婚して、
良いお嫁さんになって、
つぼみに"成長したな"って褒めてもらうの！
それが夢なんだ〜〕
〔あぁ、なら約束だぞ？待ってる。
…俺はAみたいに少し素直になるよ〕
〔素直なつぼみ…！！
絶対だよ！2人の約束ね！〕
セトとの約束も、
〔幸助！
このうさちゃんはなんて言ってるの？〕
〔Aのこと、可愛いって褒めてるっすよ〕
〔本当？うさちゃんありがとう！
うさちゃんもとっっても可愛いよ！〕
〔微笑ましいっすねぇ…
動物、好きなんすか？〕
〔うん、大好き！
だからね、動物関係の仕事に就く！〕
〔お、いいっすね！じゃあ約束っす！
俺もAと一緒に働きたいっすねぇ…〕
〔なら、2人で同じ動物関係の仕事に就こ？
約束！〕
マリーとの約束も、
〔茉莉、造花作るの上手だね！〕
〔あ、ありがとう…！
Aも、作るの上手だよ！〕
〔本当？ありがとう！
でも、お裁縫とか編み物が出来なくて…〕
〔なら、私が教えてあげる！
それで、カノへの誕生日プレゼントとか、
手編みマフラーにしよう…！〕
〔いいの？！やったぁ！！
じゃあ、約束！
茉莉は私の師匠ね！
それで、結婚してから最初の誕プレにする！〕
結婚する約束、4歳ぐらいの時だったのに、
何年経っても覚えててくれたのも嬉しかった
僕も、忘れたことはないよ
嬉しかったって、心の底から思った
と、同時に、愛しいとも思った
そういえば、約束を確認したよね
〔皆の目について、無事、解決できたら、
私、修哉のお嫁さんになりたいって、
今でも思ってるよ。
約束、修哉は守ってくれる？〕
〔勿論！好きだよ、A〕
〔おい、いちゃつくな〕
〔はは、良いじゃないっすか！
仲良しなのは良いことっすよ！キド〕
〔私達との約束もね…！〕
〔え？どんな内容？〕
〔えっとねー…〕
なんて話したのが、4年前くらい
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作者名：ユズナ x他1人 | 作成日時：2015年4月5日 3時
