ﾄﾓﾀﾞﾁ以上、ｺｲﾋﾞﾄ未満。【松村北斗】 (ページ45)

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愛理「え！樹くん今からこっちの部屋来るって！」

A「え、まじ？」

…北斗くんが言ってたこと、ホントだったんだ...。

ｺﾝｺﾝｺﾝｯ

田中「来ちゃったー」

愛理「ちょ、樹くん！急に入ってこないでよー！

着替え中だったらどうするの！！」

田中「え、それはガン見する。」

A「…私、ちょっと飲み物買ってきまーす」

適当な嘘をつき、言われた通り北斗くんの部屋へ。

ｺﾝｺﾝｺﾝｯ

松村「はい…って、お前か。」

A「北斗くんがこいって…！」

松村「先生の見回りかと思ったわ。

そしたら、樹いないから終わったと思った。」

A「樹くんは私たちの部屋に来ましたー」

松村「山本と樹もとうとう…」

A「あー！やめて！それ以上言わないで！」

松村「ﾌｯ、まぁ、たぶんお前は今日ここで寝ることになるだろうな」

A「…えぇー...。」

松村「何、俺と同部屋不満？」

A「いや、そうじゃないけど...。」

松村「じゃあ、何？」

A「…いや、なんでもない」

翔太くんにバレたら…なんて、北斗くんの前で言えるはずもない。

松村「…ま、俺らは早く寝よーぜ」

A「…う、うん」