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あれから、なぜか平然としている北斗くんとは逆に
全く集中できなかった私。
・
松村「え、もう6時じゃん。そろそろ帰るか」
A「…あっ、うん」
松村「何があったのかわかんないけど
スッキリした？気分」
A「…うん、ありがとう」
本当のことを言うと、
元の悩みなんてほとんど忘れてしまうくらい
さっきの北斗くんが頭から離れなくて
違った意味でモヤモヤしていた。
松村「俺、プリクラとか初めて撮ったー
たまにやるくらいなら面白いかも」
A「それならよかった(笑)」
松村「スマホケースに挟んどこっかな、これ」
A「…え？」
松村「…ん？なんかおかしいこと言った？」
A「いやいやいや、他の人に見られちゃうよ？」
松村「…別によくない？」
A「…そ、そっか」
…あぁ、神様。
どうか、このプリクラの存在が誰にもバレませんように
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作者名：かのまる
| 作成日時：2020年11月14日 14時
