私のお兄ちゃんはダホちゃん。4

続き ページ9

「痛い。」




くっそ痛い。




ナムジュン『大丈夫か？』


『大丈夫。』




こんな事で弱音を吐いちゃ駄目。




立ち直すと。


「痛っ。」


痛い。


骨折したかも。痛すぎて長く立てない。




監督『続けるぞー。』




監督の一言がかかった。


バレませんように。




走るシーンではやっぱりカットがかかった。


メイク『メイク直します！』




メイクさんの所に行くと。


メイク『マイナちゃん。足出して。』


足首を持たれる。


『痛いっ。痛い。』


メイク『やっぱ折れてる。』




嘘。折れてる！？


メイク『中断しよ？』


『それはダメ！！迷惑かけちゃう。』


それにあのスタッフの思い通りになる。




『監督、私だけ違う所で撮影させてくれませんか？』


監督『いいが。何処で。』


『私の学校です。』




日本の学校で撮影するんだ。




監督『日本。良いだろ。明日出発する。』









スタッフ。痛い目に見せてやる。

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