私のお兄ちゃんはダホちゃん。4

続き　※ちょいピンク ページ14

麗先輩は他の生徒に分からない様に韓国語で話す。




私が韓国語を教えていたから話せるんだ。




『せ、先輩。』


“何で私が彼女じゃ無いんですか？”


いつだろうか。そう質問したのは。


私は麗先輩がいるからこの高校に入った。


中学が同じでずっと片想いしていた。


麗先輩に彼女が出来ると泣いて、別れると聞いたら嬉しかった。


“女はどいつも一緒だろ？”


“俺の外見だけを好きになって寄り付いてくる。”


“自分のためだろ？”




麗『A』


麗先輩がキスしてきた。


“あなたのキスなんていらない。”


“あなたの全てが欲しい。”


“俺でいいのか？”


“先輩じゃないと嫌なんです。”


“A。”




嬉しかった。先輩から抱いてもらえた時は。


付き合ってキスもして。


思い出が沢山出来て。



でも。私だけだった。楽しかったのは。


“未来。クッ。未来っ。”


知らない女の上に何回いた？


快感に溺れた顔で。





『止めて！！』




麗『何だよ。』


『触らないで！！』


麗『急にどうしたんだよ。』


その手を伸ばさないで。









『私以外の女を抱いた汚い手で触らないで！』

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