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正直、泣きじゃくられたり怒って帰ってしまったりさせたらどうしようかと思った。そんな子だとは思わなかったけど寂しそうな顔見せないでオレのことまで気遣いできるって本当に凄い子だな、としか思わされるしかないじゃないか。
『でも、一つだけお願いがあるんです。諸伏さんが帰ってくるまでお部屋で待っていても、いいですか…?』
『職業が職業だから忙しいのも、大変なのもわかってます、でもまだちょっとだけ、一緒にいたいから…何時になっても起きて待ってるから…』
初めて見た、彼女が頬を赤らめながらオレにお願いしてくるのを。これはお酒の効果なのか、弱いのに飲ませてしまったのかもしれない。でも、悪い気はしなかったんだ。
「わかった、でも眠くなったら寝るんだよ、これはタクシー代。電車じゃなくてそれでちゃんと家まで帰ってね、鍵も渡しておくよ」
御会計を済ませてタクシーで帰る彼女を見送りオレは現場へと向かった。早めに終わるといいのだが。
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sao - まるるさん» ハロ嫁を見てからどうもヒロにドハマりしてしまいまして…(笑)あまりヒロの小説は見つからないのでとても嬉しい限りです♪では気長にお待ちしております!楽しみにしてますね☆ (7月7日 21時) (レス) id: 2c8fa3f3f7 (このIDを非表示/違反報告)
まるる(プロフ) - saoさん» そんな嬉しいことを言ってもらえるなんて思わなかったのでうれしすぎます( *ˊᵕˋ)時間かかるかもしれませんが書いてみますので待っていていただけると嬉しいです😳 (7月7日 18時) (レス) id: 78636c78c0 (このIDを非表示/違反報告)
sao - まるるさん» 別垢からでしたか!w私は需要がありすぎますけど他の方たちは分かりませんよ?💦ヒロと夢主ちゃんの今後どのような物語を繰り広げてくのかめっちゃ気になっちゃうんです😆 (7月7日 17時) (レス) id: 46f8ecb7a9 (このIDを非表示/違反報告)
まるる(プロフ) - saoさん» コメントありがとうございます!実はこの作品書いてたアカウント消えちゃったので別垢から失礼します🥲もし需要があるのであればこの後の物語も考えてみようと思います😳😳 (7月7日 12時) (レス) id: 78636c78c0 (このIDを非表示/違反報告)
sao - その後の物語がめっちゃ気になっちゃいました! (7月7日 12時) (レス) @page48 id: 46f8ecb7a9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴんくちゃん x他2人 | 作成日時:2022年8月14日 22時