イチゴは甘いだけじゃない【すとぷり反応集】

「キスしたら起きます」と書いた紙を横において寝てみた ページ28

莉犬くん




「え、え、A！？」





家に帰ったらいきなり貴方が倒れているもんですから、びっくりします。




「う、嘘でしょ、救急車呼んだほうがいいのかなこれ‥。と、とにかくスマホスマホ‥」




青ざめた顔で辺りを見回してスマホを探す彼。そして、ん？とあるものに気づきます。





『キスしたら起きます。』 可愛い彼女の横に置かれた紙。






「…ふっ」


最初はきょとんとしますが、みるみるうちに笑顔になって、貴方に覆いかぶさる体勢になり





ちゅ




可愛らしい音を立てたあと、貴方が目を覚ますとこう言います。




「おはよう、お姫様。」











さとみくん






「……ｗ」



ガン無視。




気づいてないはずないのに、ガン無視です、彼。




なんなら彼、鼻で笑ってました。





はぁ？←







10分、20分と、どれだけ待ってもキスしてくれません。



さすがにもう待てなくなって、



『ちょっとさとみくん、キスしてよ！』


と半ギレしながら起きた貴方。






さとみくんはスマホから顔を上げ、





「へぇ、キス我慢できなくなって起きたんだ。やらし。」



とニヤニヤしてます。




このドＳが((








ころんくん





貴方を見て



「あれ、寝てんじゃん。」



と呟く彼。



「なんで床で寝てんの、風邪引くでしょ…」と呆れ顔をしながらも





寝室から毛布をもってきて、かけようとしてくれますが、その途中で紙に気づきます。





「えーと…ん？き、キスしたら起きますぅ！？」





顔を真っ赤にして後ろに引っくりかえり、尻もちをつく彼。



その反応があまりにも面白すぎて、思わずあなたは吹き出してしまいます。





「あっ！Aいま笑った！起きてんじゃん！」




『……ふふっｗｗｗ』




ツボにはまって、なかなか抜け出せない貴方。



「ほら、バカなことしてないで早く起きて。」



貴方がしかたなく起き上がると



彼の甘い香りがふわっと近くなって




ちゅ




頬に柔らかい感触が…




今度は貴方が顔を赤くする番です。

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