キャバクラで働いてみた2 ページ22
ころんくん【友達】
「え!?A!?」
大声で名前を叫ばれ、振り返ると見慣れた友達の姿が。
『ころんじゃん。なにしてんのこんなとこで。』
いつもよりちょっとチャラい服装をしたころんくん。
黒のダボッとしたTシャツに、銀のチェーンのネックレス。
かっこいいですね()
染めたのか、髪も明るくなっています。
「そっちこそなにしてんの?ここ女の子の来る店じゃないでしょ。」
心配そうに顔を覗き込む彼。
『いや、働いてんの。見てわかんない?』
「え?」
貴方はいま、胸元の開いた服に、潤した唇、むき出しの足、と色気100%の格好。
急に気づいたのかころんくん、顔を真っ赤にして目を逸します。
「似合ってないからやめたほうがいいんじゃない?キャラ違うでしょ。」
『いやでもずっとしてれば慣れるし。』
「なに、ずっとその格好でいろんな男の人と話してるの?」
『まぁ、それが仕事だから。』
「‥ふーん。」
なにやら考え込んだ表情をするころんくん。
「ここって一対一で女の子とお酒飲めるんだよね?」
『そうだけど。』
「注文するから、閉店まで僕についてよ。」
『は!?』
とんでもないことを言い出しました。
「僕だって、好きな子がこんなことしてて心配にならない酷いやつじゃないんだからね。」
冗談なのか本気なのか、ニヤッと笑う彼はとてもかっこよかったそうです。
ジェルくん【友達】
『私、キャバクラで働いてんだよね。』
なんの前置きもなしに、急に大告白する貴方。
「え!?いや、ん?キャ、キャバクラ!?」
彼、顔がひきつってます。
まぁ、こうなりますよね()
『っていってもバイト程度だけど。お小遣い稼ぎにちょうどよくって。』
ケラ、と軽く笑う貴方と、まだ顔の引きつりが取れないジェルくん。
シュールですね
彼は何秒か黙り込んだあと、おずおずと口を開きます。
「いやあの、キャバ嬢も簡単にやれることやないし、バカにしたりは全然してないねんけど…。
まさか自分の友だちがキャバクラで働くとは思わんかった。」
でしょうね()
軽蔑した、?とうつむく貴方に、ジェルくんは慌てたようにいいます。
「いや、違くて!そう思わせたんなら謝る!‥けど。」
スッと息をすって、貴方をみつめる君。
「なんていうか、ちょっと…妬いた。」
はい可愛い。
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しゅあ。(プロフ) - らるこさん» リクエストありがとうございます。学パロ設定で書かせていただきます! (2022年12月5日 23時) (レス) id: 1a1d4d0288 (このIDを非表示/違反報告)
らるこ(プロフ) - リクエスト夢主がいじめっ子に突き飛ばされて倒れたらお願いします。頭打ってます。 (2022年12月5日 11時) (レス) id: c28dc0b2bb (このIDを非表示/違反報告)
しゅあ。(プロフ) - りぃとクン。さん» リクエストありがとうございます!いつも見ているだなんて‥嬉しいです。今少し忙しいので少しお待たせするかもしれませんが、待っててくださると嬉しいです! (2022年11月27日 9時) (レス) id: 1a1d4d0288 (このIDを非表示/違反報告)
りぃとクン。(プロフ) - 初コメ&リクエスト失礼します🙇♀️[依存されてみた]が見たいです✨いつも見てます👀頑張ってください!!✨ (2022年11月21日 17時) (レス) id: 2ae273b575 (このIDを非表示/違反報告)
しゅあ。(プロフ) - aimiさん» なるほど、了解です!がんばりますね! (2022年11月2日 4時) (レス) id: 1a1d4d0288 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かな? | 作成日時:2022年8月8日 2時