弱いやつは望んじゃねぇけど強すぎるやつも望んでねぇよ！ ページ9
食事を終えるといよいよ力を見せる時が来た
最近剣使ってなかったからしっかりできるか不安だけどやってみせる
そう考えながら歩いてると練習場に着いた
王騎「まず、あそこにいる兵士と戦ってみてください。」
A「はい！分かりました。」
なんだ普通の兵士か……
そう思い剣を抜くのをやめた
すると兵士が不思議そうな目で見てきて話しかけてきた
兵士「武器を取らないのですか？」
A「俺が武器を使うほどお前が強かったら抜いてやるよ。」
王騎「随分と強気ですねェ。それでは騰……」
騰「ハ！勝ち上がり戦開始！」
副官殿の声で勝負が開始される
相手を見るがやっぱり
A「殴りで1発……いや、蹴りか？」
兵士「うおぉぉぉ!!!!」
A「ふっ……！」
兵士が剣を振りかざして来た瞬間を狙い溝に蹴りをお見舞いしてやる
兵士「が……はっ……」
ﾊﾞﾀｯ
A「あ、入りすぎちゃった……」
ｻﾞﾜ…ｻﾞﾜｻﾞﾜ……
いや、〇イジじゃねぇよ！((
まあ、置いといて……
周りの兵士はザワついていた
＿＿＿＿＿＿＿＿
＿＿＿＿
それから数人戦ったけど結果は同じ……
俺の勝ちだった
A「あの、もっと強い兵士っていますか？」
王騎「ンフッ、余裕そうですねェ。……それでは次、騰行きなさい。」
騰「ハ！」
A「え、副官殿……？」
ま、いっか……
そう考えたのは後で後悔した
王騎「さぁ……初め！」
騰「………！」
A「っ!?」
くそ、これは……！
強いやつだ…！
副官殿はまるで風のように剣を振っていた
上手く避けられず剣が頬を掠った
後ろに下がり体制を立て直す
A「素手じゃ無理だな…こりゃあ……よし。」
俺は腰に着けている剣を抜く
久しぶりの剣……！
A「副官殿……覚悟！」
騰「………。」
副官殿は無言だった
何も言わず手加減をしつつ俺に剣を振っていた
ｶﾞｷｯｶﾞｷﾝｯ
剣がぶつかり合う音が響いた
ｶﾞｷﾝｯ!
A「く……ぐぅ……！」
騰「………。」
A「余裕そうです…ね！」
俺のお得意の馬鹿力で副官殿の剣を弾く
それには副官殿でも驚いたのか一瞬の隙を見せた
A「ここだ……！」
剣を握り副官殿目掛けて走る
勝てる！
勝って王騎将軍とも戦っt
ｶﾞﾝｯ
A「かはっ……！」
背中に衝撃が走り体制が崩れる
目がくらみ体に力が入らない
地面に倒れる寸前で誰かが俺を受け止めてくれた
そして俺は意識を失った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 49人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：仮眠さん x他1人 | 作成日時：2020年7月26日 20時
