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アブソリュート……の前に、問題発生! ページ17

5分くらいして、シンバさんがめちゃめちゃかっこいい人を連れてきた。(もちろん、シンバさんもイケメンだよ?笑

「アブソリュート担当教師のイリヤ=イレイザーだよーえっとどこ出身だっけ?」

「貴方と同じFrame(フレイム)です」

明らかにシンバさんのが年下なのに敬語使ってるなんて変な感じ。


「あーそうそう。んでこいつが今日からアブソリュートに編入するアイナ。よろしくしてやって」

「編入!?彼、試験受けたんですか?」

「俺がバッチリ見といた☆」

「それならいいですけど……にしても、ここまでの美少年は初めて見ましたね。しかも白髪白眼……」

なんで皆白髪白眼に驚くんだろう……?って美少年!?

誰が!?俺が!?

「だよねぇ俺も初めて見た。しかも、白い魔法陣だすんだよ?」

「そんなものが存在するんですか?」

「いや、知らないけど古文書とかには載ってんじゃね?」


つかさっきからお二人とも俺の存在忘れてね……?

おーいおーい!

「あ、ごめん。アイナの存在ちょっと忘れかけてた」

(・ω<) テヘペロとでも語尾につきそうな感じで見られても…。

しかもやっぱり忘れてたんかい!


「んじゃ、これ入寮規約とアブソリュートの名簿ね」


おーーー!

なんて書いてあるか全くわからん!

「シンバさーん、俺字読めない」

「「は?」」

「いや、だから字読めない」

読めるわけなくねー?昨日この世界に来たんだから。


「まぁそこら辺は誰かに教えてもらえ!」



「じゃあ、行きましょうか。アブソリュートの教室へ」

「めっちゃすごい奴らばっかだぞーちなみに俺もそこのクラス。という訳で一緒に行きます」


あーそいやシンバさん生徒でもあったっけな。





俺は想像なんてしなかった。

妖精の力を借りることが、白い魔法陣を出せることが、

この世界ではチート的存在だったなんて!

しかも、なんか変なやつらと出会っちゃったし!

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作者名: | 作成日時:2017年12月1日 23時

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