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エルク再び ページ12
「え､すご」
「これも魔法の力」
「え､シンバさん魔法使えないんじゃないの?」
「別に俺は使えないけど､他の何人かの先生は使えるからね」
外から見たら普通の教室の大きさ｡
中に入ったらまさかのめっちゃ広い｡
「ここは演習場｡ここなら何してもおっけー」
シンバさんが指パッチンをした｡
そしたら､シンバさんの頭の上にクリスタルが出現した｡
まさか､俺の頭の上にも?
この世界すげぇな……｡
「では､スタート」
と､同時にシンバさんの周りには無数の魔法陣出現した｡
え､魔法使えないんじゃないの!
『あれは魔法ではなく魔術｡ガイが言っていたでしょう?この世界には魔法と魔術があると｡彼､シンバ＝エスポワールは
空から落ちる時聞こえたあの声｡
またペンダントからその声が聞こえた｡
『さぁエルクをお呼びなさい｡この羽はエルクのもの｡貴方とエルクの契約の証です』
「なにしてんのー?本気でいっちゃうよー」
シンバさんが何かを唱え始めた｡
ちょっと何言ってるかわかんないけど｡
「
それだけ､聞こえた｡
その瞬間俺に向かって何かが飛んできた｡
(エルク!!)
「呼ぶの､おそい､｡貴方を､助ける｡それが､私の､役目」
昨日見た､エルクの姿が目の前にあった｡
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作者名：楓 | 作成日時：2017年12月1日 23時
