魔法の世界にトリップした少女達は、魔法学校にかようことになりました！？ (ページ26)

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54話停電ページ26

by亜美
龍斗君たちと、テレビを見ていたら、あたりが急に暗くなった。
「停電だな…この天気のせいか？」龍斗君は、そう言ってどこかに……
「あやとくん、やばいよ！やばい！Aちゃん暗いところ嫌いなんだよ！！」
「暗所恐怖症？」
「知らないよ！あんこショーなんて！」私は、バカだ。大事なことなので、もう一度いう。
「私は、バカだ！」
「どうしたの！いきなり？Are you crazy(あなたは頭おかしいですか)？」
「なにそれ？意味わかんない」という、会話を階段を登りながら、していた。
Aちゃんの部屋の前に来た。
「Aちゃん！入るよ？」
「聞くんだね！えらい！私なんか15回に一回ぐらいしか、ノックとかしないよ」
「一応？異性だし？他人だし？」
……中に入った途端、電気がついた。
「Aちゃん？大丈夫？」そう言いながら、私は中に入ったが、綾斗君は、入って来てない。
Aちゃんは、ベットの上で正座をしながら、ぬいぐるみを抱きしめていた。1mぐらいアルクマのぬいぐるみ。幼い、可愛い。しかも泣いてる。可愛い(2回目)
「Aちゃん大丈夫？」
「……大丈夫…な訳ないじゃん。吐き気する。」
私は、ベットの上に乗って、背中をさすった。…可愛い。こんな、はとこの姿久しぶり。しばらくさすってたら、平気になって来たようだ。
「いつまで、そこにいんの？そこにいられてると、泣けないんだけど？」
「ごめん」
「悪い」2人は、部屋を出て行こうとしたけど、私が手招きしたせいか、部屋の中に入って来た。
「はいってきちゃったけど、いいの？」
「別に…」するとなぜか龍斗君は、Aちゃんの、頭を優しく撫でた。目を細めて、顔を嬉しそうにしている……可愛い！
「亜美ちゃん、恥ずかしい。」まだ頭を撫でてもらってるAちゃん。顔赤らめてる。やっぱり、可愛い。
「亜美ちゃん、声ダダ漏れ…」と、あやと
「え？いつから？」
「頭を……のあたりから?」と、龍斗君
「てか、なんで頭、撫でてるの？龍斗君は？」
「なんとなく…」
「Aちゃんが、ていこうしてないの、めずらしいね」
「懐かしい…」
「そっか……」

その日は、私とAちゃん、一緒に寝た。