うちの隣にマフラー族が越して来たので観察してみた【K A I T O、K A I T O亜種】 (ページ16)

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＊フルーツジュース１＊ページ16

ゼ"フルーツジュースの作り方教えて"
KA「何か唐突だね。いいよ、ついでにフルーツアイスも」
ゼ"そういうのいいから"
KA「ちょ、酷っ。それはそうと、何のジュースにするの？」
ゼ"ブルーベリー"
KA「勝手に使って帯人怒んないかな……」
ゼ"マスターが食べたことにすれば帯人怒んない"
KA「わ、わぁお……」
ゼ"で、いいから早く作り方教えて"
KA「何か教わる割に態度でかいね……まぁいいや。まずミキサー準備して……」

～しばらくして～

KA「よし、出来たね。……って、ゼイトジュースに何入れてるの？びや!?(口おさえられ」
ゼ「しーっ！(片方の手の人差し指を口元にあて、もう片方の手に持つ小瓶には、『ラブ・ポーション』の文字」
KA「どこで手に入れたのそんなん」
ゼ"密林"
KA「購入履歴！てかマスターのアカウント！」
ゼ"じゃあね"
KA「あ、ちょ、ゼイト!?」

　作者注)ラブ・ポーション＝BI☆YA☆KU!!

～その頃～

マス(何この購入履歴？ ……帯人か。ちょっとあいつが渡してくるもの注意しとこ。変なの混ざってるかもだし)

帯「マっスター！マスターマスターマスターマスターマスターっ！」
マス「な、何」
帯「何でマスター今日そんな避けるの」
マス(むしろ何でこれだけで察せるの？)
帯「マスター？」
マス「(ええい、単刀直入に聞いてやる！)ねぇ、ラブ・ポーション買ったの帯人？」
帯「え？あ、マスターそれ買って僕に使ってほしいってこと？やっとマスターが素直になってくれた」
マス「あれ、違うの？」
帯「僕そんなん初耳だよ」
マス「え、嘘だ、絶対帯人だと思った」
帯「いや僕マスターに嘘ついたりしないし」
マス「確かに(じゃあ誰だ？」

ガラガラガラガラッ！

ゼ「帯人！」
帯・マス「ゼイト!?」
ゼ「(マスターをギロッと睨んで)帯人、ブルーベリージュース作ったから、美味しいから飲んで？(コップ差し出し」
帯「あ、うん(素直に飲み」

マス(犯人こいつか)

帯「ん……なんか、ふわふわしてきた……」

マス(効くの早っ)

ゼ「帯人、大丈夫？(支え」
帯「ふわぁ……ゼイトぉ……(ふらふらしつつそこにいたゼイトに抱きつき」
ゼ「帯人っ……//////(予想外の効き目になんか照れて)俺の部屋行こう」
帯「ん、うん(あまりよくわかってない」

ゼイト、マスターにドヤ顔して帯人を抱え、マスターの部屋を去る。

マス(あの子結構大胆だな……)