人間不信に囚われた少女 (ページ16)

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拾弐話ページ16

ー炭治郎視点ー

？？？「あらぁ？お友達かしらぁ…また可愛らしい子達ねぇ…」

炭治郎「Aに何をしたんだ！！」

そう言うと鬼は

？？？「何ってぇ…殺そうとしただけよぉ？そしたらこの子が勝手に気絶しちゃったのよぉ。うふふふっ可笑しな話ねぇ…」

炭治郎「全く可笑しくない！！殺そうとしたのなら俺達はお前を倒す！！」

死響乱「…うふふふふふふふふふふふ！！！やれるものならやってごらんなさぁい！！私は十二鬼月ではないけど十二鬼月よりも強いってあの方に言われた、死響乱なのよぉ！！」

何！？

十二鬼月よりも強い…！？

そんな鬼存在するのか！？

死響乱「あらぁ？来ないのぉ？なら私からやるわよぉ！！血鬼術、水界(すいかい)！！」

周りが鏡のようになる。

死響乱「ふふふふっ！さあ、どれが本物の私でしょう？？」

死響乱が鏡で増える。

鼻がうまく使えない…善逸も、伊之助も、カナヲも、玄弥も分からない状態だ。

炭治郎「俺はアレを行く。皆は別のやつを攻撃してくれ！！」

五人「ああ！/ええ！うん！」

俺達は駆け出した。

だが

　ﾋｭﾝ

死響乱「ざぁんねんねぇ…本物はこっちよぉ！！」

　ｻﾞﾝ!!

皆に一撃を喰らわせた。

どうすれば…どうすれば…！

『妖の呼吸、捌の型…妖幻壊(ようげんかい)』