拾壱話 ページ15
ー炭治郎視点ー
俺達同期組は鎹鴉に緊急任務、階級甲の京Aが鬼と苦戦中と言われ、とある山に入った。
炭治郎「はあっはあっはあっはあっ…どこだ…」
甘い匂いで鼻がうまく使えない…
カナヲ「…ここら辺は木が多い…人っ子一人も見当たらないわ…」
玄弥「っ!おい、あれ!!」
玄弥が何かを指差した。
五人「!!」
その先にあったのは、真っ赤な池の上に何人もの亡骸だった。
炭治郎「隊服の人に、着物の人まで…!こんなにも…!」
善逸「も、もしかしたら十二鬼月かも…!」
伊之助「健太郎!!」
炭治郎「炭治郎だ!どうしたんだ!?」
伊之助「あっちの方から強い鬼の気配がするぜ!人の気配もだ!!」
伊之助のおかげで鬼の位置がわかった。
?「________!!!」
???「_______!!____!!!」
善逸「っ!!この声…Aちゃんのだ!!」
玄弥「早く行こう!」
炭治郎「ああ!」
俺達は伊之助の後をついて行った。
しばらく走り、最初に目に入ったのは
狂ったように笑う鬼と
鎖に繋がれ、死んだように動かないAの姿だった。
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作者名:靉 | 作成日時:2020年10月16日 18時