38:俺だって ページ38
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× × ×
「ど、するか…」
「うん、どうする？」
ばくばく、と心臓がなる。答えがわかってるのにどきどきしてるくらい、俺はAちゃんが好きだよ。
そういう意味もこめて、Aちゃんの手を俺の胸に当てた。伝われ、俺だってAちゃんが好きなんだからちゃんとどきどきするよ。
「は、やい……？」
「そう、俺いますっごいどきどきしてんの」
また目を見開いたAちゃんはやっぱり可愛くて、今すぐにでも抱き潰すなりなんなりしたい。あーかわいい。
「テヒョン先輩から、聞きたいです」
なんて、どこでそんなこと覚えたの。
「俺ね、」
俺の言葉に俯きがちだった顔が上がる。Aちゃんから向けられる視線は、期待の眼差し、というやつだ。
まだたくさん焦らしたいけど、やっぱり俺が我慢できなかった。わざとそこで止めてから、思いきりAちゃんに抱きついた。
「Aちゃんが好きすぎて、おかしくなりそうなの」
「ち、か…」
「前もこんなに近くないっけ、」
心の距離が遠かったから、まだ恥ずかしくなかった。って耳まで真っ赤な顔で言われてどうしようもなく愛おしかった。ああ、可愛くて困るなあ。
「ちゅーしていい？」
「…聞いたらダメです、」
つまりOK、なんでしょ知ってる。そういう顔してる。
何週間ぶりの俺からのキスに彼女は嬉しそうに口角を上げた。
当然、それだけで終わらせない。一旦離れて、Aちゃんの口元をじーっと見つめると言わなくてもわかってくれて、遠慮がちに口を開けて舌を出してくれる。
彼女の後頭部をおさえて、久々にあっまいちゅーをした。Aちゃんの脚の力が抜けて座り込むから、あわてて支えた。
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れる(プロフ) - xxxさん» わたしも完結させる実感もないです、あれ終わったみたいな……………………………コメントありがとうございます (2020年2月13日 3時) (
レス) id: 55dc449881 (このIDを非表示/違反報告)
xxx(プロフ) - 完結してするのが少し寂しい(><) (2020年2月13日 2時) (レス) id: 1d4c885120 (このIDを非表示/違反報告)
м i м i .(プロフ) - こういう作風とってもすきです！！ (2020年2月9日 1時) (レス) id: db2ae2fba4 (このIDを非表示/違反報告)
ans(プロフ) - こんばんは！この作品とっても好きです！！！作者さまのペースでの更新待ってます^_^ (2020年2月7日 21時) (レス) id: 010b6f21e4 (このIDを非表示/違反報告)
筋肉兎 - テピョン様やばすぎた…更新楽しみです！ (2020年1月24日 18時) (レス) id: 8ccf039434 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れる | 作成日時：2020年1月20日 22時
