20:お気に入り ページ20
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結構前、学校帰りに数多い女の子の内の何人かと行ったゲーセンのコインがたまたまポケットに入ってて
ソレで鍵のへこみに合わせて2、3回まわせば、鍵は簡単に開いた。
そのまま自室の扉をガチャリと開けると、どこかに隠れたのかAちゃんの姿は見えなくて。
隠れられるところなんてそこしかないし、コンビニの1件以来気に入ってしまった彼女特有のあまい匂いもそこからした。
最近、というか名前だけ知ってた彼女と話してからなんだけども。
女の子と遊ぶことに物足りなさを感じてて、ため息が増えるくらいには悩んでる。
大いに悩んでて、ジミンに超心配されたくらいには悩んでるんだ。
気づかないほどアホじゃないけど、俺が今彼女に対して抱いてる気持ちの段階がどこなのかわかんなくて一番困ってる。つまり恋に疎い。
興味なんて湧くに湧いてる。お気に入りにはとっくになってる。じゃあ好きかと聞かれると、それは首をひねってしまう。そう、つまり恋に疎い。
ヤりたいかと聞かれたら、合意ならば何ラウンドでもヤリ潰したい。それだけわかる。たぶん脳みその80はそれを占めてる。
「見っけ」
彼女のかくれんぼに付き合って、わざと通り過ぎてからガバッとクローゼットを開けると
肩を上げて顔を真っ赤にしたAちゃんが、小さくなって服に埋もれてた。
なんでこんなに可愛いのか疑問だ。やっぱり、一番の悩みはAちゃんが可愛すぎることだ。
「なんでそんなに顔赤いの」
かわいくて笑うと、テヒョン先輩のにおいばっかするから、って恥ずかしそうに彼女が言ったのがかわいかったからまた笑った。
とりあえずAちゃんは、無条件に可愛くて困る。
「てかなんで逃げんの」
「…え、と」
目を泳がせられる。そういえばAちゃんは、俺もやるかと聞いてきて、合意じゃなければやらないと伝えた瞬間逃げたんだっけ。
問題点ってどこだ。
顔を近づけてみても目を逸らし続けるから、彼女の頬に手を添えるとそれだけで吐息を漏らした。
そのままぐい、とこっちを向かせる。
「言わないと犯すけど」
「え、」と固まったまま何も答えない。
女の子の無言は肯定って言うけど…え、まじ？
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れる(プロフ) - xxxさん» わたしも完結させる実感もないです、あれ終わったみたいな……………………………コメントありがとうございます (2020年2月13日 3時) (
レス) id: 55dc449881 (このIDを非表示/違反報告)
xxx(プロフ) - 完結してするのが少し寂しい(><) (2020年2月13日 2時) (レス) id: 1d4c885120 (このIDを非表示/違反報告)
м i м i .(プロフ) - こういう作風とってもすきです！！ (2020年2月9日 1時) (レス) id: db2ae2fba4 (このIDを非表示/違反報告)
ans(プロフ) - こんばんは！この作品とっても好きです！！！作者さまのペースでの更新待ってます^_^ (2020年2月7日 21時) (レス) id: 010b6f21e4 (このIDを非表示/違反報告)
筋肉兎 - テピョン様やばすぎた…更新楽しみです！ (2020年1月24日 18時) (レス) id: 8ccf039434 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：れる | 作成日時：2020年1月20日 22時
