校内で人気な可愛い系の先輩が避妊用具を買ってた。【 th 】

15:なんと、世界一おそろしいこと ページ15

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叩かれるんだ、と咄嗟に目をつぶったのに



唇に触れた感覚にゾッとした。女の人だからテヒョン先輩より柔らかい唇とかそんなのどうでもいい。

舌がわたしの閉じられた唇をつん、とつついたけど絶対開けようとしないわたしに彼女はいったん離れて


「わたし、両方イケるからあんたのことも襲えるよ。結構タイプだし、正直に言わないと最後までスるから」


なんてわたしにとって世界一おそろしいことを言われた。元から良くない思考が一瞬停止する。

こんなことならテヒョン先輩に先にされたかった。なんてこと一瞬考えちゃって、きっとこれを口にしたら襲われる前にもう刺されるとおもう。


不意をついてまた唇が触れられて。
不意というのは学ぶ学ばないは関係なく無防備で、柔らかい舌が侵入してくる。

女の先輩は口の中に小さくて丸い、まるで錠剤のような何かを忍び込ませていて
わたしの口の中にうつすと深いちゅーをしばらくされたあと、糸を引いて離れた。


わたしからしても綺麗で惑わされそうで、これまたえっちな顔で女の先輩が飲んでって言うから

深いちゅーで回らない思考に思いきって飲んじゃって嫌なデジャブを感じる。さっそく惑わされた。


「なにかわかるよね。襲ってもいいけどその前に一日放置しないと正直にならないでしょ？」


世界一おそろしいことがなんと更新された。なんだか飲んだときに喉が熱かったのは気のせいじゃなかった。
見事なくらい特効性で効き目がはやくて、さらにおそろしいのが

両腕をホールドしてるかわいい先輩方が、首すじとか耳に吐息ふきかけてくるからわたしの身体は熱さを増すのだ。





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