【青葉城西】花巻くんの妹ちゃん (ページ4)

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部活ページ4

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入学式から早２週間。

今日は部活動紹介の日だった。

？「初めまして～、男子バレーボール部主将の及川徹で～す！」

あ、及川先輩だ。

及川先輩の挨拶で女の子たちが騒いでる。

"えっ！何あの先輩！めっちゃかっこいい"

"及川先輩だってよ！ほんとにかっこいい！"

"男子バレー部って強いんでしょ？顔面も強いのかよ"

"私、男子バレー部のマネージャーやろうかな…"

"他の3年生とか2年生も凄いかっこいい人いるらしいよ…！！"

…………ん？聞き捨てならないぞ最後のモブ子ちゃんの一言。

他の3年生…。まさかお兄ちゃん…！？

このモブ子ちゃんお兄ちゃん狙ってるの！？(狙ってない)

え、お兄ちゃん取られちゃう…(誰も何も花巻の名は出していない)

お兄ちゃんが他の女の子に…！！

『えぇ…！そんなの無理！私バレー部のマネージャー入る！』

ついつい声にだしてしまい、案外声のボリュームが大きかったのか色んな人がこっちを向く。

及川先輩も然り。

及「君マネージャー入ってくれるの～??可愛い子大歓迎だよ✩！」

バッチコーンと音のなりそうなウインクをしながら及川先輩が言う。

『あ、いや、あの。お兄ちゃ、あ、やべ。』

どうしようこれ逃げられなくない？私詰んだんじゃない！？

『あっはい！マネージャーやります』

作り笑いを浮かべながら言う。

みんな見てる。

そりゃそうだよね。1人でマネージャーやる！とかでかい声で言ってさ。3クラス合同での部活紹介だよ？ふざけてんだろ。私もう有名人やん…。

先「おーい。花巻。座れ。」

『はーい』

及「ん？花巻…？」

先「はーい。次、バドミントン部ー」

そして、全部活動の紹介が終わった

蘭「A～！あんた盛大にやらかしたね～(笑)」

蘭ちゃん他人事ですか！！！

『バレー部のマネージャーやるの私確定になった感じ??よね？ま、まぁ？お兄ちゃん見れるし？』

蘭は必死に強がる私をみてけたけた笑っている。

薄情なやつめ！

教室に着いて入部届けの紙が配布される。はずなのですが。

『せんせー！花巻ちゃんには入部届けくれないんですか？』

先「自分にちゃん付け。花巻ちゃんの入部届けは及川が持ってったぞ～。こいつは男バレのマネにするとかなんとか」

はぁ？！！