信ちゃんの隣は私じゃない。【北信介】

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«ガラガラガラ»




教室のドアを開けていつものように教室に入る。




私は特別友達が多いわけではないからおはようの挨拶は隣の席の子ぐらいにしかない。





『おはよう。角名くん。』




角「あぁ。Aさんおはよう。」





隣の席の角名倫太郎くん。


1年生の時からクラスが同じで、2年になったら席が隣になって話すようになった。


角名くんは何を考えてるのかよく分からん。


確か角名くんもバレー部やった気がする。




『角名くん。朝練終わったの？？』




角「うん。終わったよ。Aさん何で朝練あるの知ってるの？興味無さそうなのに。」




うっ。角名くんは痛いところつついてくるなー。

確かに私はバレーボールとは無縁みたいな感じだよな





『んっと…。お、幼なじみがバレー部におってな！』




角名くんに嘘なんかつけへん。

でも信ちゃんの事はバレたら信ちゃんに悪いから
ちょっと誤魔化す。

角名くん、ごめんね。



でも勘のいい角名くんなら気づきそうで本当はハラハラしまくりや…




角「ふーん。そうなんだ。」




あ、なんだ角名くん全然突っかかってこなかった。


まぁ角名くんみたいな人気者には私のことなんか目にも入っとらんやろうから当たり前よな〜





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北さん全然出てこないですねすいません＜(_ _)＞
私自身、落ちを北さんにするために必死で思考回路回しまくってます…、
北さんの彼女ももう少ししたら出てくるのでしばしお付き合いを……

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