西畑さんち

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( 誠也 )




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､､､ おそい 。









というか夕方って何時からが夕方やねん 。









夏やから明るいけど6時半やで ？ 6時半 。







駿も流星も普段あんなにケータイ触るくせして無反応やし







大吾も「 バイトないから夜ご飯作る 」言うてたくせに帰って来んし ！









帰って来たらまとめて説教やな 。









､､､ ガチャ、((









玄関が開く音に駆けていく篤志の後に続く 。









誠也 「 お前らなぁ ？ 」






大吾 「 せーの、 」





「「「「 誠也くん、お誕生日おめでとー ！！ 」」」」








(( パァァァン ｯｯ ！！ ))









誠也 「 え、は ？ えっ、(笑) 」









ちょっと待て何これ ？ (笑)
なんで謙杜、クラッカー鳴って笑ってるん ？









絶対苦手な音やん 。









駿佑 「 密かに練習してました〜 (笑) 」






大吾 「 何にもイベントないのにめっちゃ鳴らしたよな (笑) 」







流星 「 今日はこれ買いに行ってましたぁ (笑) 」









流星の手には黄色と白が中心の綺麗な花束 。









駿佑 「 謙杜が選んだんやで ？ 」





大吾 「 レモンの葉添えるとかオシャレ過ぎてビビったわ (笑) 」













ホンマや、めっちゃいい香りする (笑)









篤志 「 ケーキは僕が選んだ ！ 」





流星 「 篤志が食べたかったんやろ (笑) 」






篤志 「 違うもんっ ！ 」





誠也 「 違うよな？ありがとうな (撫 」









流星におちょくられて、
ムキになる篤志の頭を撫でると照れくさそうに笑った 。








今年の誕生日はたぶん一生忘れへん 。









大吾 「 今日はバースデーパックやでー ？ 」




篤志 「 久しぶりに大吾くんの手料理かと思ったのになぁ 」





大吾 「 ごめん時間なかった (笑)」






駿佑 「 めっちゃ花選ぶの時間かかったもんな (笑)」





流星 「 もうひたすらキョロキョロして (笑) 」









こんなに気持ちのこもった花束は初めてや









誠也 「 ありがとう〜、謙杜ぉ ！！ 」









久しぶりに抱きしめたら、
すぐに「 しゅん〜〜 」って言われたのは若干ショックやったけど (笑)






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