また明日。《6》

♯293 ページ43

我慢してても、漏れる声やベッドがギシギシ軋む音


陸「Aっ…はぁはぁ……声……っ……我慢して……」


A「む、無理っっ……////」


終始動きながらそんな事言われても、我慢してても、つい出てしまう


陸「壱馬にっ……聞かれるって……はぁはぁ……聞かれたく……ないんだけど……っっ……」


聞かれたくないと言いつつ、どんどん動きは激しくなってって
私だって聞かれたくないのに、まぁ、聞こえるはず無いんだけど結局もう最後は我慢出来ずに普通に声を上げてしまった


陸「……壱馬……聞こえてたかな？」


A「……普通の会話聞こえないから大丈夫だと思うよ？」


陸「普通の会話ならね。A結構声大きかったよ？」


A「……陸くんのせいじゃん……////」


陸「それは嬉しいんだけど(笑)……俺たち壱馬の気持ち全然考えられてなかったな。俺たちってより俺。」


A「……ごめんねそれ私……私が我慢出来なかったから」


陸「それは嬉しい(笑)俺が止まんなかっただけ(苦笑)｣


それは私だって一緒だし、私だって止まんなかった


陸「心の中で1000回謝ろ……ごめんなさい……」


A「私2000回謝る」


陸「吸収出来た？」


A「まだ。もっと搾り取りたかったけど、もうやめとく(笑)」


陸「俺結構搾り取られたぞ？(笑)A強くね？(笑)」


A「強いのかな？……私ね……それだけが唯一の愛情確認だったの。好きとか全然言われないから。だからあながち間違ってないかもね？(笑)」

♯294 陸→←♯292

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す