兄さん・・・先生？ ページ3
*
「お、きたか。黄泉月、こっちだ」
『あ、おはようです。あなたが兄さん先生ですか？』
「あ、ああ、もう知ってたんだな。一応、自己紹介な。
俺の名前は兄さんだ。これが愛称だから、呼ぶときは兄さんでいい
で、もう知ってると思うけど、黄泉月のクラスは俺が担任してる2-Bだ
一応、言っておくが2-Bの生徒会メンバーはゾムとロボロだ
まあ、黄泉月にはどうでもいい情報だと思うが」
『そうなんですか。本当にいらない情報ですね』
ni「本音を言うな。それと、そんなことを言ってると生徒会長とか生徒会メンバーの親衛隊とかに
目をつけられるぞ」
『マジすか。気をつけます。一つ聞きたいんですけど、授業中とかずーっと寝てていいんですよ
ね？体育とかも見学とかで』
ni「ああ、いいぞ。黄泉月は勉強も運動も出来るんだろ？ちゃんと理解してるなら好きにして構わ
ない。理事長から聞いてるからな」
『よっしゃ！じいちゃん、ナイス！本当、じいちゃんに頼って良かったわ！』
ni「あ、だが、テストとか、体力テストとか、体育祭とかはちゃんと出てくれよ？」
『分かってます。あ、でも、高校生のテスト内容じゃ、すぐ終わって寝ちゃいますけど』
ni「ああ、それについてもちゃんと対応出来る」
『え！？まじすか！で、その"対応"って何ですか？』
ni「テストが終わったら、俺らが用意した問題を解いていていいぞ。もちろん、超難問だ」
『よっしゃ！まじ、じいちゃんに頼って良かった！』
ni「じゃあ、そろそろ教室行くか」
ふと時計を見ると、針は8:30を指していた
どうやら、HRは8:30かららしい
カット！
ni「じゃあ、ここで待っといて。俺が入れって言ったら、入って来てくれ」
ガラガラ
ni「おーい、お前ら、席につけー」
ni「前言ってたと思うけど、今日から我々高校に転校してきた転校生を紹介するぞー」
mob達「イケメンがいいなー」「かわいい女子がいいよな！」
ガラガラガラ
『どうも。今日から我々高校に通うことになりました、黄泉月Aです。よく、寝てるんで、話
かけるときは起こして下さい。よろしく』
mob達「え、かっこいい！」
ni「よし、紹介は終わったな。時間あるし、質問タイムだ。黄泉月に聞きたいことはあるか？」
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作者名：キラ94 | 作成日時：2020年9月28日 0時
