[SEVENTEEN]結婚相手の選び方 (ページ37)

今日:11 hit、昨日:4 hit、合計:81,437 hit

37 ページ37

マイsaid

マイ「どんな子なの～？」

ディノ「まだいるなんて言ってないじゃないですかー！////」

マイ「顔真っ赤にしてどの口がいってんの～？(笑)
　ほら、さっさとヌナに教えなさい！」

ディノ「・・・綺麗な人です。優しくて仕事ができる////」

マイ「それ・・・」

ディノ「////」

マイ「誰？」

ディノ「えっ・・・」

マイ「そんな子いた～？」

ディノ「(気づかないの！？)」

マイ「まぁ、いいか。何か困ったことがあったら言ってね！
　ヌナが助けてあげる」ﾆｺｯ

ディノ「は、はい(苦笑)。それより、ヌナはどうなんですか？
　好きな人とか」

マイ「いたら婚カツなんていかないわよ～
　それに私は愛よりまずお金だから(笑)」

ディノ「ずっと思ってたんですけど、どうしてそこまで
　お金持ちの男にこだわるんですか？」

マイ「・・・」

ディノ「家族のため、ですか？お父さんが亡くなったから」

マイ「！！・・・聞いてたの？」

ディノ「盗み聞きをするつもりは無かったんです！
　たまたま聞いちゃって・・・」

マイ「そう・・・ま、そんなところかしら」

お父さんが亡くなってからお母さんはずっと働いてた
疲れてても、弱音を吐かないで毎日毎日

私はそんなお母さんを見てられなかった。だからバイトをして
少しでも足しになるように頑張った

成人すると私は家を出て弟は残った
2人共もう仕事をしてるからお母さんは昔ほど働くなり生活は安定

でも、やっぱり心配で申し訳なくて。だからせめて恩返し
するためにお金持ちと結婚して楽させてあげようと決めた

マイ「(まぁ、そうこう言ってるうちに何年も
　たっちゃってるけど・・・)」

ディノ「ヌナ？」

マイ「あ、ごめんなさい」ﾆｺｯ

ディノ「いえ。僕が失礼なこと言ったから・・・」

マイ「気にしないで～」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

ディノ「////」

1時間後

マイ「そろそろ帰ろっか」

ディノ「はい(まだ一緒にいたかったな・・・)」

(駅)

マイ「ごめんね～駅まで送ってもらっちゃって」

ディノ「大丈夫です！」

マイ「次こそは絶対に誰が好きなのか聞き出してあげる♪」

ディノ「・・・」