朝の風景 ページ5
萌云 side
うーーん、遠くで臣にいの声が聞こえる。
「ほら、起きて？」
「おき…た」体は起こしたけど、抱きしめてたｲﾙｶちゃんに顔を埋める。
「希愛？萌云になって？お仕事だよ？」
「おしごと？？」
「そ。兄ちゃんが、ご飯作ってくれてるから」
「ん。しゃわーしてくる…」何とか体を起こしてﾊﾞｽﾙｰﾑへ向かう。
「おはよ、起きた？」
「お兄ちゃん、おはよう。おきた…」
「ん、ｼｬﾜｰしておいで？」
「お兄ちゃん、お洋服…」
「ん？俺が選ぶの？」
「うん」
「分かったよ(笑)。ほら、入っておいで？」
「はーい」
何とかｼｬﾜｰで、目を覚まして、出てくる。お兄ちゃんが用意してくれた服に着替えて、髪を拭きながらﾘﾋﾞﾝｸﾞにいけば、お兄ちゃんお手製のご飯が並べられてる。
「お兄ちゃん」
「入ってきた？うん、今日も可愛い」
「えへへ」
「萌云？ﾒﾝﾊﾞｰへのお土産、持ってきてな？事務所にいるから。みんなも萌云に会いたいだろうから」
「臣にい？持っていく時間ある？」
「大丈夫だよ(笑)」
「わかったーって、もう行くの？」
「うん。迎えくるから」
「えー、お兄ちゃんも一緒に食べれないの？」
「ほら、そんな顔しないの。夜はみんなで食べような？」
「絶対だよ？？」
そういう萌云の頭を撫でてから、かっこよく右手を上げて、お仕事に向かったお兄ちゃん。
「ほら、萌云食べよ？髪も乾かさないと」
「大丈夫だよ？」
「萌云？？」ｷﾞﾛｯて、睨まれた。だってさ、乾くじゃん？なんて思ったけど、怒られそうだから、何も言わないでおく。話題変えよう。
「ねー、臣にい？今日は、どんなお仕事するの？」
「行ってからのお楽しみ」
「えー、内緒なの？」
「そ、内緒(笑)」
別にいいけどさ。臣にいと一緒なら。
「拗ねるな(笑)。髪、乾かすぞ？」
なんて言いながら、髪を乾かし、ﾍｱｰｱﾚﾝｼﾞもしてくれる。臣にいって本当に器用だなー。
「よし、出来た。もうすぐ迎えくるって」
「えー、もう来るの？」
「うん。お土産類はこれだよな？ほら行くよ」
「三 代 目さん、いるよね？」
「え？まだ、そんな事言ってるの？ほら、行くよ」
本当に慣れない。心臓が急に早く動き出して時間稼ぎしたくなる萌云のことなんてお構い無しに、手を取られ、さっさと連れていかれる。
「おはよう」
だから、早いんだってば！！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 114人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「芸能人」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
mia(プロフ) - ユキさん» こんにちは。本当に、楽しみですね。 (2020年11月25日 17時) (
レス) id: 80c3b95425 (このIDを非表示/違反報告)
mia(プロフ) - みぃー姉さん» いつもありがとうございます。もう少しハラハラする時間が続きそうです。また、夜にでも続きを更新しますので、お待ちください。 (2020年11月25日 17時) (レス) id: 80c3b95425 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - miaさん» 今日ベストアーティスト21時に三代目22時にEXILEなので新曲歌うから楽しみですね(〃艸〃) (2020年11月25日 10時) (レス) id: 5f63e3cc55 (このIDを非表示/違反報告)
みぃー姉(プロフ) - miaさん、おはようです。早速、更新話を含めて読み返して読んじゃいました(*^^*)臣くんも啓司くんもハラハラですね。夢主ちゃんと早く再会出来るといいのですが(苦笑)これからどんな展開が待ち受けているのか私もモヤモヤしちゃってます(笑) (2020年11月25日 10時) (レス) id: e19288caf1 (このIDを非表示/違反報告)
mia(プロフ) - ユキさん» 紅白、もう出ないんですかね。音楽番組に出てくれるのは嬉しいですよね。 (2020年11月23日 15時) (レス) id: 80c3b95425 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：mia | 作成日時：2020年6月10日 17時
