優しい先輩 ページ32
萌云 side
今日はね？ｲｰｶﾞｰﾙｽﾞさんとお仕事なの。ちょっとすれ違った事とかはあるけど、ちゃんとお会いするのは初めてなの。ﾄﾞｷﾄﾞｷしながら、楽屋のﾄﾞｱをﾉｯｸする。
｢はーい｣
声が聞こえたと同時に向こうからﾄﾞｱが開けられて
｢あー、噂の萌云ちゃんだ｣
｢えー、嘘？｣
｢会いたかったの｣
とかとか…あちこちから声が聞こえる。
｢は、初めまして。萌云です。今日は、宜しくお願いします｣
何とか挨拶すると
｢ほら、入って入って｣
そんな言葉とともに、手を引かれる。
｢ﾀﾒだよね？それなのに、小柄だし可愛らしい｣
なんて言いながら、ぎゅってしてくれるｶﾚﾝさん。
｢ちょっと、急にﾊｸﾞとかびっくりしちゃうでしょ。ごめんね？｣
これは、ﾊﾙﾐさん。
｢ﾁｮｺ食べる？｣
｢あ、ありがとうございます｣
ﾁｮｺをくれたのは、ﾉﾉｶさん。
そこから、色々と始まる質問ﾗｯｼｭ。ひとつひとつ答えている間に、ｲｰｶﾞｰﾙｽﾞのﾏﾈさんが
｢そろそろ、撮影始まるから、準備して｣って呼びに来る。
｢よし、ﾒｲﾒｲ行こー｣
ﾒｲﾒｲとｶﾚﾝさんが呼んだ事がきっかけで、ｲｰｶﾞｰﾙｽﾞさんからﾒｲﾒｲと呼ばれることとなった萌云。そんな名付け？の親であるｶﾚﾝさんが、萌云の手を握り、撮影の場所まで連れていってくれる。
｢宜しくお願いします｣
挨拶を済ませて、撮影が始まる。事務所が出してる雑誌に掲載されるらしく、初めは写真を撮るみたい。皆さんで撮ったり、何人かに別れて撮ったり、個人で撮ったり…。
皆さんは、やっぱり凄くて次々ﾎﾟｰｽﾞを変えて、撮影を終わらせていくけど、萌云にはそんなﾊﾞﾘｴｰｼｮﾝはなくて、自分の不甲斐なさに気持ちが落ちていく。
｢ねー、これ持ってみて？｣
そんな萌云に、ｶﾚﾝさんがｿﾌｧｰに置いてあった、ぬいぐるみを持ってきた。そのぬいぐるみが可愛くて、思わず、微笑んだ。そして、ぎゅって抱きしめた。その瞬間、ｶﾒﾗさんがｼｬｯﾀｰをおろす。
ぬいぐるみのお陰でなんとか、撮影を終えた萌云はぐったりだった。
｢ふー、皆さん凄いです。あんなに次々とﾎﾟｰｽﾞが出来て｣
｢私たちも、初めから出来た訳じゃないから｣
って、初めての撮影の話をしてくれた。
｢だからね？ぬいぐるみを見て、自然な笑顔を見せれたﾒｲﾒｲは凄いんだよ｣
先輩の優しさに触れた瞬間だった。
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mia(プロフ) - ユキさん» こんにちは。本当に、楽しみですね。 (2020年11月25日 17時) (
レス) id: 80c3b95425 (このIDを非表示/違反報告)
mia(プロフ) - みぃー姉さん» いつもありがとうございます。もう少しハラハラする時間が続きそうです。また、夜にでも続きを更新しますので、お待ちください。 (2020年11月25日 17時) (レス) id: 80c3b95425 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - miaさん» 今日ベストアーティスト21時に三代目22時にEXILEなので新曲歌うから楽しみですね(〃艸〃) (2020年11月25日 10時) (レス) id: 5f63e3cc55 (このIDを非表示/違反報告)
みぃー姉(プロフ) - miaさん、おはようです。早速、更新話を含めて読み返して読んじゃいました(*^^*)臣くんも啓司くんもハラハラですね。夢主ちゃんと早く再会出来るといいのですが(苦笑)これからどんな展開が待ち受けているのか私もモヤモヤしちゃってます(笑) (2020年11月25日 10時) (レス) id: e19288caf1 (このIDを非表示/違反報告)
mia(プロフ) - ユキさん» 紅白、もう出ないんですかね。音楽番組に出てくれるのは嬉しいですよね。 (2020年11月23日 15時) (レス) id: 80c3b95425 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mia | 作成日時：2020年6月10日 17時
