癒しの2人 ページ27
ケイジ side
「ケイジさん、お疲れ様です。噂の萌云ちゃん?初めまして、マチダ ケイタです」
「先生王子…本物?」
おい、挨拶が先だろ…(笑)。しかも何故に、プリレジェ基準なんだよ。
「2人ともお疲れ。ごめんな?萌云?先輩なんだから挨拶が先だろ(笑)」
「あ…は、初めまして。萌云です…」
「ははは。ノブから色々と聞いてて、会いたかったんだよね」
王子スマイルを萌云に向ける、ケイタ。
「へ?えと、どんな話したんですか??」
王子スマイルを、スルーしてノブに声を掛ける萌云。
「ん?お芝居が凄くて、引き込まれるんだよって話しただけだよ?」
「いやいや、褒めすぎです。萌云の演技なんてまだまだです。そんな事、信じちゃダメですよ?先生お…マチダさん」
萌云の中で、ケイタは先生王子なのね(笑)
「ドラマ見たけど、凄く引き込まれたよ?だからこそ、会いたかったんだし」
褒められて、恥ずかしそうにケイタを見た萌云に、甘い笑顔を見せるケイタ。
「ちょっとケイタ?俺の妹、誘惑しないでくれる?」
「お兄ちゃん。マチダさんの周りには、萌云なんか太刀打ち出来ないほど素敵な人が沢山いるんだから、萌云を誘惑する訳ないと思うけど」
少しは自分が可愛いこと、自覚しろっての。
「あのなー?」
「ん?」
「少しは、可愛いこと自覚しろ!」
「萌云の事、可愛いとか言うのなんて、お兄ちゃんたちだけだよ」
んなわけねーだろ。どれだけ鈍感なんだよ。
「お兄ちゃんが変なこと言って、ごめんなさい」
変なことじゃねーし!!
「ほら、行くぞ」
ここは、危険だわ。さっさと帰ろう。
「お疲れ様です」
ノブとケイタ 2人のそんな言葉を背中に聞きながら、萌云の手をひく。
「ちょ…お、お疲れ様でした」
ふぅ。危険人物だらけだわ。
「お兄ちゃん?」
「ん?」
「考え事?」
「なんでもねーよ。帰りはオミも一緒だからな」
「え?そうなの?」
「ふは。すげー嬉しそうだな(笑)」
ドラマの撮影以来、すっかり食が細くなり、痩せちまった萌云に何か食べさせて帰るかな。そんな事を考えてると
「あ、臣にいだー」
萌云が向こうから来るオミを見つけ、駆け寄っていく。そんな萌云を受け止めたオミが、萌云を見る目は優しくて、恋人同士かよってくらい甘い雰囲気が漂う。いやー、本当に癒しだわ、この2人。
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mia(プロフ) - ユキさん» こんにちは。本当に、楽しみですね。 (2020年11月25日 17時) (レス) id: 80c3b95425 (このIDを非表示/違反報告)
mia(プロフ) - みぃー姉さん» いつもありがとうございます。もう少しハラハラする時間が続きそうです。また、夜にでも続きを更新しますので、お待ちください。 (2020年11月25日 17時) (レス) id: 80c3b95425 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - miaさん» 今日ベストアーティスト21時に三代目22時にEXILEなので新曲歌うから楽しみですね(〃艸〃) (2020年11月25日 10時) (レス) id: 5f63e3cc55 (このIDを非表示/違反報告)
みぃー姉(プロフ) - miaさん、おはようです。早速、更新話を含めて読み返して読んじゃいました(*^^*)臣くんも啓司くんもハラハラですね。夢主ちゃんと早く再会出来るといいのですが(苦笑)これからどんな展開が待ち受けているのか私もモヤモヤしちゃってます(笑) (2020年11月25日 10時) (レス) id: e19288caf1 (このIDを非表示/違反報告)
mia(プロフ) - ユキさん» 紅白、もう出ないんですかね。音楽番組に出てくれるのは嬉しいですよね。 (2020年11月23日 15時) (レス) id: 80c3b95425 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mia | 作成日時:2020年6月10日 17時