撮影秘話 �� ページ23
ﾉﾌﾞ side
｢先生、好きなんでしょ？｣
｢は？急に何言い出すんだよ｣
｢ん？さつき先生を見る目、すごーく優しいんだもん｣
｢いや、同期なだけだし…｣
そう、さつきは俺の同期。もっと詳しく言えば大学も同じ。同じように医者になる夢を語り合った、仲間。凄くまっすぐで…
｢ふふ。先生の事、考えてるでしょ？｣
｢んな…わけねーだろ。ほら、診察｣
誤魔化すように、診察を始める。
｢ねー、先生？明日が当たり前に来ると思ってちゃﾀﾞﾒだよ？凛みたいに、未来が閉ざされてしまうことだってあるんだよ？それに、さつき先生人気者だから、足踏みしてる間に奪われちゃうかもしれないんだから…｣
そこまで言ったあと、まるで独り言のように
｢先生は後悔しないように、生きて…｣
そう呟かれた。演技経験がほとんどない事が信じられないくらい、すっと萌云ちゃんの世界に引き込まれる。萌云ちゃんとのｼｰﾝがある度に、俺は衝撃を受けた。そんな、初日が終わった頃
ｵﾐさんが、ﾏﾈさんと共にお迎えに来てた。ｵﾐさんを見つけた途端
｢お兄ちゃん｣って、嬉しそうに飛びついちゃう、萌云ちゃんと、当たり前のように受け止めるｵﾐさんの優しい笑顔。
｢初日どうだった？｣
｢んー、どうだったんだろう？よく分からないけど…｣
｢分からねーの？(笑)。ﾉﾌﾞ、ありがとね？｣
｢いえ、俺は何もしてないっすよ｣
なんて、話していたら
｢萌云ちゃんのお兄さん 登 坂さんから、差し入れを頂いてます｣
そんな声がかかって、ｵﾐさんにみんなの視線が集まる。
｢萌云がお世話になってます。演技経験がないので迷惑をおかけするかもですが、色々と教えてやってください｣
さらっと挨拶しちゃうｵﾐさんに
｢いやいや、どのｼｰﾝも1発OKでしたよ｣って答える、監督さん。その言葉を受けて、萌云ちゃんの頭を撫でてあげてるｵﾐさん。
｢すげーじゃん｣
｢まぐれだよ｣
そんな言葉を交わしながら、
｢お疲れ様でした。お先に失礼します｣の言葉と共に、萌云ちゃんと俺の初日が終わった。だけど俺は暫くそこを動けなかった。それは俺だけじゃなく、ここにいた、皆が同じだった。当の本人はまぐれだと、さっさと帰っていったけど、間違いなく、彼女の演技が皆の心を掴んだ、そんな1日だった。
とてつもなく凄い子が現れた
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mia(プロフ) - ユキさん» こんにちは。本当に、楽しみですね。 (2020年11月25日 17時) (
レス) id: 80c3b95425 (このIDを非表示/違反報告)
mia(プロフ) - みぃー姉さん» いつもありがとうございます。もう少しハラハラする時間が続きそうです。また、夜にでも続きを更新しますので、お待ちください。 (2020年11月25日 17時) (レス) id: 80c3b95425 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - miaさん» 今日ベストアーティスト21時に三代目22時にEXILEなので新曲歌うから楽しみですね(〃艸〃) (2020年11月25日 10時) (レス) id: 5f63e3cc55 (このIDを非表示/違反報告)
みぃー姉(プロフ) - miaさん、おはようです。早速、更新話を含めて読み返して読んじゃいました(*^^*)臣くんも啓司くんもハラハラですね。夢主ちゃんと早く再会出来るといいのですが(苦笑)これからどんな展開が待ち受けているのか私もモヤモヤしちゃってます(笑) (2020年11月25日 10時) (レス) id: e19288caf1 (このIDを非表示/違反報告)
mia(プロフ) - ユキさん» 紅白、もう出ないんですかね。音楽番組に出てくれるのは嬉しいですよね。 (2020年11月23日 15時) (レス) id: 80c3b95425 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：mia | 作成日時：2020年6月10日 17時
