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手のかかるお姫様 ページ3

ケイジ side



迎えの車の中で寝ちまった希愛。そりゃ、あれだけはしゃいだら疲れるよな(笑)。でもな、そろそろ着いちまうんだよな。



「希愛?起きて?もう着くから」



「すいません、送って貰って」



そう言って先にオミが降りる。



「ん…あさ?」



「いや、朝じゃなくて…(笑)」



「水族館の帰りだよ。ほら」



車の外でオミが、手を差し出すと



「あ、ありがとうございました」



寝起きでも挨拶を忘れない希愛がちゃんとマネにお礼を言ってから、オミの手を握り車を降りる。その後を追うように、俺も車を降りる。



「ごめんな。プライベートまで。助かったよ、ありがとう」



「いえ、楽しめたみたいで良かったです。また明日お迎えにあがりますので」



「頼むね。ありがとう」



家に着くと希愛がオミに



「ほら、先に風呂入っておいで」



なんて言われてる。



「んー、後で.......」



「だめ。先に入っておいで。じゃないと、すぐ寝ちゃうでしょ?」



「寝ないもん」



「さっきまで寝てたんだから、説得力ない」



「お兄ちゃーん、臣にいが意地悪するー」



「あのなー」



ふは。意地悪って(笑)。



「兄ちゃんもオミも、先に風呂入るけど、1人でここに居る?」



「ヤダ…」



ちっちぇ声(笑)



「でしょ?だからオミは、先に入っておいでって言ったんだよ?ほら、入っておいで?」



「はーい…。先に寝ないでね?」



「俺はさっさと寝る」



意地悪って言われたオミが、そんな言葉を残し、風呂に行こうとしたんだけど、必死な希愛が追っかけてって、腕を掴んだ。



「臣にい…ちゃんと、お風呂入ってくるから、さっさと寝ないで?」



「知らねーし」



「臣にい…」



にやけてるであろうオミに気付いてない希愛は、ガチ凹みしてる。そんな希愛を見て、根負けしたオミが、



「しゃーねーな。待っててやるから、早く入っておいで?」そう言って頭を撫でてやってる。



「ほんと?」上目遣いの希愛に完全にやられたな(笑)。



「ほんとにほんと。だから入ってこい」



「はーい。お兄ちゃんもだよ?寝ないでね?」



んお(笑)。



「分かってるよ。ほら、入っておいで?」



手のかかるお姫様が漸く風呂に入ったところで、リビングのソファーにイルカのぬいぐるみを置いておく。さて、どんな反応するんだろうね。そんな事を思いながら、風呂に向かう。

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mia(プロフ) - ユキさん» こんにちは。本当に、楽しみですね。 (2020年11月25日 17時) (レス) id: 80c3b95425 (このIDを非表示/違反報告)
mia(プロフ) - みぃー姉さん» いつもありがとうございます。もう少しハラハラする時間が続きそうです。また、夜にでも続きを更新しますので、お待ちください。 (2020年11月25日 17時) (レス) id: 80c3b95425 (このIDを非表示/違反報告)
ユキ(プロフ) - miaさん» 今日ベストアーティスト21時に三代目22時にEXILEなので新曲歌うから楽しみですね(〃艸〃) (2020年11月25日 10時) (レス) id: 5f63e3cc55 (このIDを非表示/違反報告)
みぃー姉(プロフ) - miaさん、おはようです。早速、更新話を含めて読み返して読んじゃいました(*^^*)臣くんも啓司くんもハラハラですね。夢主ちゃんと早く再会出来るといいのですが(苦笑)これからどんな展開が待ち受けているのか私もモヤモヤしちゃってます(笑) (2020年11月25日 10時) (レス) id: e19288caf1 (このIDを非表示/違反報告)
mia(プロフ) - ユキさん» 紅白、もう出ないんですかね。音楽番組に出てくれるのは嬉しいですよね。 (2020年11月23日 15時) (レス) id: 80c3b95425 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mia | 作成日時:2020年6月10日 17時

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