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歌入れの合間 ページ14

オミ side



歌入れの合間、ふと時計を見る。すっげぇ、不安そうな顔してたよな、大丈夫かな?ま、仕事ってなったら、出来る子に変身する希愛だから、大丈夫だとは思うけど、あんな顔されるとさぁ.......



「オミ?おーい、オミ?」



リュウジに呼ばれてたらしい。



「あ、わりー。んで、なに?」



「そんなに、希愛ちゃんが、気になるの?」



「兄ちゃんと、合流する迄、ヒロさんとなんだよ。来る時、車一緒だったから、俺も居ると思ってたみたいでさ、すげぇ不安そうだったんだ」



「あー、なるほどね。でも、大丈夫なんじゃね?希愛ちゃんってさ、初めはいつも不安そうだけど、仕事ってなると目の色変わんじゃん?」



「大丈夫だとは、思うけど、あんな顔されたらね」



「ふは。流石だわ」



「ん?さすが?」



「うん。ブラコン&シスコン」



うっせーわっ!!リュウジだって、希愛が妹だったら
ぜってぇー、こーなってるわっ!!



「でも、ケイジさんとか、オミと一緒に居る時の希愛ちゃんは、見てて微笑ましいよね。ほんとに可愛いもん」



みんなの前に居る時より、家に居る時の方が甘えたになるしー。



「可愛いのは知ってる」



「んはっ。で、少しなら時間あるけど、見に行ってあげなくていいの?」



「行かね。だって、戻ってくる時あんな顔されたら、俺のメンタルがもたねぇもん。歌入れ出来なくなるよ?」



「は?それはダメ」



「その前に戻ってこなくなるかもな(笑)」



「もっと、ダメじゃん」



「はははっ。だから、行かねぇよ。きっと、希愛も頑張ってるだろうから。しょうがねぇから、リュウジの相手してやる」



「そりゃどうも」



あれ、リュウジは怒らねぇのな(笑)ま、そういうリュウジらしいとこ、好きだけどな。リュウジには言ってやんねぇけど。



「所でさ ?希愛ちゃん、作詞進んでるの?」



「ん?あの続き?」



「うん。凄く気になるんだよね。あの続き」



「はははっ。確かに気になるかもな。どうする?音源化されるまで、発表されなかったら?」




「え?ずっと気になったまま、放置されるの?」



「そ、放置」



「希愛ちゃんに、聞いたら教えてくれるかな?」



聞くつもりなのかよ(笑)



「そのうちさ、リュウジと歌う曲の歌詞を書くわけじゃん?どんな歌詞だろう?ってさ、そっちの方が気になんじゃね?」



「あ、それは気になる」



だろうね(笑)

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美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年3月24日 14時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mia | 作成日時:2019年2月23日 7時

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