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呼び方 ページ11

オミ side



後は迎えを待つだけって時に



「今日、行かなきゃ駄目?」なんて聞いてくる希愛。



慣れないんだモン......とかめちゃくちゃ、可愛かったけどね。



しかも、ガスの元栓、確認するくらいじゃ、時間は稼げないよね(笑)



大丈夫な魔法をかけてやるって、ぎゅって抱きしめてやると、落ち着いたのか、やっと行く気になったんだけどさ、今度は三 代 目さんと、同じ車とか生きた心地がしないとか.......(笑)



ウダウダやってる希愛のこと、無視して車のドアを開ける。



「おはよう」そう言って、先に乗り込んで希愛を呼ぶ。ほら、これで隣が俺だけだから平気だろ?



「おはようございます。お邪魔してすみません」なんて、マネに挨拶して、俺の横にちょこんと座る。



「希愛ちゃん、おはよ。今日も可愛いね」



「あ、岩 田さん、おはようございます」



「ガンちゃん?口説かないでくれる?」



「オミ.......(笑)。希愛ちゃん、おはよーさん」



「おはようございます。ケンジロさん」



1人1人に、挨拶をする希愛。



「ねぇ、希愛ちゃん?なんで、俺は岩 田さん?」



「へ?岩 田さんですよね?」



うん。岩 田さんだね(笑)



「希愛ちゃん、おもろいな(笑)」



「え?ケンジロさんの方が面白いです」



「ケンちゃん、おもろいか?」



「ケンちゃん、おもしろないけどな」



「オミー。俺、先輩や!!しかもなんや。その似非関西弁(笑)」



んふふって笑ってる希愛に



「ねぇ、希愛ちゃん?他の人は、ナオトさん、ナオキさん、エリーさん、ケンジロさん、リュウジさんなのに、なんで俺は岩 田さん?」とガンちゃんが質問する。



「んー、何故でしょう?」



「なんなら、俺が1番歳が近いんだよ?」



「そうですね.......んーじゃあ タカノリさん?」



「タカノリ」



「ん?呼び捨てにするって事ですか?それは、無理です」



「えーー」



「いい加減にしな?」ナオキさんの一言に黙るガンちゃん。



希愛を見れば、小さな溜息をつく。



「岩 田さん?希愛が彼女だったら、他の人に呼び捨てで呼ばれてたら嫌です。だから呼び捨てを安売りしちゃダメですよ?タカノリさんが嫌なら、ノリくん?」



その一言に笑顔になるガンちゃん。



「希愛ちゃん、ゴメンね。気を使わせちゃったね」と、ナオキさん。



「大丈夫です。」なんて言う希愛の頭を撫でてやると嬉しそうに微笑む。

萌云とMei→←ぎゅっの魔法



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美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年3月24日 14時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:mia | 作成日時:2019年2月23日 7時

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