ある日の午後 ページ2
オミ side
「オミ、ヒロさんが呼んでる」
「オミ何やったの?」とナオトさん。
「何で、俺が何かをした設定なんすか?」
ヒロさんが聞きたいのは、俺の話じゃねーだろ。
「え?だってさ、数々の.......」
「酷くないすか?」
「希愛ちゃんの事じゃねーの?」とリュウジ
「知らねーけど、ま、行ってくるわ」
エレベーターを待ってると、タカヒロさんに声をかけられる。
「オミじゃん」
「お疲れっす」
「今日は何?」
「ヒロさんに呼ばれてて」
「なんかやったの?」
「タカヒロさんまで。なんで俺が何かをやらかした設定なんすか」
「だって、オミだから」
「失礼っすね」そう言いながら、降りてきたエレベーターに乗り込み、タカヒロさんを待たずに、閉めるのボタンを押す。
慌てて、開けるを押した、タカヒロさん。
「オミっ!!俺まだ、乗ってねーじゃんっ!」
「あれ?乗るんすか?」
「おいっ!!」
「あっ、着きましたよ?」
俺、せんぱーーーいって聞こえてきたけど、さっさと、閉める。俺がなんかやったとか言うから悪いんだよ。
トントン
「はい」
「登 坂です」
「どーぞ」
「呼び出して、ごめんな。ま、座って」
「あ、いえ。あの.......俺、何かしました?」
一応聞いてみる。
「ん?何かしたの?」
「いや、した覚えはないんすけど.......」
「はは。希愛ちゃん、どんな感じかと思ってね」
「あ、希愛ですか?」
だろうとは思ったけど(笑)
「そー、希愛ちゃん」
「詩は書いてるみたいですけど、俺にも見せてくれないので、どこまで進んでるのか分からないっす」
「見せてくれないの?」
「はい。書けば書くほど、何が正解なのか分からない。もう迷子だよーーーって叫んでました」
「はは。迷子か。それなのに、見せてくれないんだ?」
「はい。それでいいと思ってます。希愛の世界観は、俺にはないものだから、アドバイス出来ない気がするし」
「なるほど」
「あ、でも芸名は考えたらしいっす」
「おっ、そうなの?」
「えーと、聞きます?」
「いや、希愛ちゃんに聞くよ。また、来れる日、連絡するように言っといて?」
「あ、分かりました」
「今週中に、逢えると嬉しいな」
「了解です」
あれ?ヒロさん、希愛のライン知ってたよな?ま、いっか(笑)
あと、俺の仕事の話を少しして、戻った。
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美紀(プロフ) - 移行おめでとです最高ですコロナウイルスに気をつけてくださいね (2021年3月24日 14時) (レス) id: e19dcb272d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:mia | 作成日時:2019年2月23日 7時