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「優香」
「ウソばかりだね。そこまでウソつかれると逆に気になるよ」
「急いでいるので
「それなら名前と歳は?」
『教えたところでおまえの居場所など分からぬだろう』
そう九尾が言えば、目の前のソイツは目を丸くして口を開く。
「何今の。君の中に何かいる?」
『! この
「呪霊に取り
オレはその言葉に、一瞬もしないうちに後ろを向いて、出せる
「
そう言って目の前に現れたソイツを
後を追ってソイツも飛び降りて追ってくる。
(九尾、力を貸せ――! めんどくさい事になる前に!)
『――仕方あるまい』
九尾は『
妖力で身体能力を
そのまま、走り続けた――
(ありがと、九尾。助かったわ)
『何。あの小僧は
(アンタも感じたか。あの目普通じゃないわ)
『アレは六眼。嫌な目を持っておるな』
(知ってんの?)
『大昔、ワシを退治しようとした小僧が持っていた目だ。激しい戦いの末、ワシは逃げ出した』
(……母さんがアイツに捕まってないといいんだけどな)
『菖蒲の事だ。おまえに迷惑がかかる事はせぬだろうよ』
(九尾。父さんの気配分かる? 合流するにもスマホが無い)
『ワシにあの小僧の元に案内させる気か?』
(仕方ないでしょ。オレじゃ分かんないんだから)
『ここから真っ直ぐ行って右の方にまず行け』
(ああ、ありがと)
オレはその言葉に歩き始めた。
呪術高専――、
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葵梗花(プロフ) - ゆゆさん» 意味があったんだなと思えました。本当にありがとうございます。最新の方暗い話で申し訳ないです(汗)でも仰る通りお互いを想い合っています。幸せな気持ちに出来ていたなら嬉しいです。素敵な作品だなんて本当に嬉しい限りです。コメント本当にありがとうございます! (2021年1月12日 14時) (レス) id: af0a567945 (このIDを非表示/違反報告)
葵梗花(プロフ) - ゆゆさん» コメント頂きまして心からありがとうございます。夏油傑推しなのですね!私も夏油傑推しです。お仲間に読んでいただけて嬉しいです。文章が読みやすいなんて言われたの初めてなので凄く嬉しくて舞い上がってます!それに面白いだなんて安心しました。一章書いた (2021年1月12日 14時) (レス) id: af0a567945 (このIDを非表示/違反報告)
葵梗花(プロフ) - 雪マカロンさん» コメント頂きまして心からありがとうございます!ご心配までありがとうございます(泣)嬉しいです(泣)面白いって励ましを頂けて安心しました。なら書き続けないといけないなと思えました!本当に励ましの言葉をありがとうございました! (2021年1月12日 14時) (レス) id: af0a567945 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆ - 夏油傑推しです。文章がとても読みやすくて、とても面白いです!キャラクターの生い立ちによって暗い話になってしまいますが、それでもお互いを思い合ってる場面を見て幸せな気持ちになります。素敵な作品をありがとうございます! (2021年1月12日 0時) (レス) id: 3b71200b3c (このIDを非表示/違反報告)
雪マカロン - 面白いです!無理せず更新頑張ってください! (2021年1月11日 23時) (レス) id: c9091179e7 (このIDを非表示/違反報告)
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