40 過去編 ページ45
‘呪いは呪いでしか祓えない’
そんなこと、Aが知るはずもなく、まして、呪力の扱い方など___
だが___
それは、本能、いや天賦の才と言えるだろう
Aの拳は確かに呪力をまとっていた
ザフッ)
「消えた……」
(いったい、何だったんだろう)
そう思いながら、Aは飛んでしまった眼鏡をかけなおし、友達に駆け寄る
「大丈夫?」
「う、うん、大丈夫……。Aちゃん、すごいね!」
「本当に素晴らしかったよ!まさか、祓ってしまうとは」
パチパチパチ)
突然聞こえた知らない声にAは顔をあげた
少し向こうに真っ黒な服を着た男が拍手をして立っていた
「誰……」
「Aちゃんといったね。君、お父さんかお母さんが呪術師かな?才能があるね。さっきの呪霊は四級だけど、その歳で祓えるのは大したものだよ」
「じゅじゅつし?じゅれい?」
「ん?何も知らないのかい?呪力の扱い方は」
Aは男が言う言葉が何一つ理解できず、首をかしげる
「本当に、すごい子だね。ぜひ両親にお会いしたい。君の家はどこかな」
「……早く帰ろう」
怪しい、Aはそう思って男を無視することに決め
友達の手を引っ張り足早にその場から立ち去った
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紅 - 優太? (3月8日 9時) (レス) @page7 id: 1d30ad6e27 (このIDを非表示/違反報告)
作者の呟き(軌跡。あとやる気を出すために) - 宿儺を早く出す。頑張れ私…! (2020年8月17日 16時) (レス) id: e1b064acd8 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ぱるむさん» ありがとうございます!そう言って頂けるとめっちゃやる気出ます…!亀更新ですがこれからもよろしくお願いします… (2020年6月28日 0時) (レス) id: 9a9688c434 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ありがとうございます!そう言って頂けるとめっちゃやる気出ます…!亀更新ですが、これからもよろしくお願いします… (2020年6月24日 0時) (レス) id: 90f9ce8616 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - めっちゃ面白いです!応援してます!頑張ってください! (2020年6月19日 20時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナッパ | 作成日時:2019年3月5日 13時