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11 ナンパ ページ14

……


「ねぇ、ねぇ、キミ1人〜?」
「俺らとどっか行かない?」

「いえ、人を待ってるので」


目の前にはピアスやら指輪やらつけていかにもチャラ男ですって感じの若いのが2人




ここは原宿


なんで、私がこんな場所にいるかというと











昨日、悟と一緒に夕飯を食べたのだが
(もちろん、おごってもらった)





「明日、恵と悠仁連れてもう1人の一年生を迎えに行くんだけど、Aにも来てほしいんだよね」
「なんで?」
「実はその子、女の子でさ。ほら、男ばっかだと肩身がせまいでしょ?だからお願ーい」
「そっか。まぁ、そういう事なら……」
「よし。じゃ、明日10時に原宿駅集合ね」
「りょーかい」















そして、現在に至る

時刻は10:05

悟はいつもの事だとしても
悠仁と恵が来てないのはおかしい
何かあったのか……




「でもさぁ、君20分前からここにいるよね?」


逆にお前らも20分前から私を気にかけてたのか
暇なんだね


ていうか、ナンパするならもっと人を選べよ


「君ら、いくつ?」
「20」
「俺21〜」
「私、もう28のおばさんだから、他を当たりな」
「え、マジで?見えない、見えない!」
「そうそう。全然イケるよ!」






……………イケるって何が?









………………童顔だって言いたいのかな?





喧嘩売ってる?





「こんなに待っても来ないんだから、約束なんてすっぽかされてるんじゃない?だからさ、俺らと遊ぼ?」





男のうちの1人が私の腕を取ろうと
手を伸ばした、その時



「彼女に、何か用…?」



少し怒気を含んだ声と同時に影がさした



「遅い悟………………






…………………なんで目隠しとってんの?」



真っ黒の長袖、長ズボンの服はいつも通りだが
なぜか目隠しをしていない悟



「「ヒッ…」」



さっきまで私に絡んできた男たちは
小さな悲鳴を上げている


まぁ、そうだろうな
190超えてる男に見下ろされたら(睨まれたら)
怖いに決まってる



「で、何の用?」



悟はさっきよりもさらに苛立った様子で
男たちに詰め寄る



「な、何でもないっす。あ、あの道を聞こうとしてただけで」
「そ、そうそう!」
「へぇ?そうなの?A……」





疑ってこちらをみる悟と



“お願いします、言わないで下さい”
とでも言うように涙ぐんだ目で視線を送ってくる2人


面倒ごとは御免だからな…仕方ない

 

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- 優太? (3月8日 9時) (レス) @page7 id: 1d30ad6e27 (このIDを非表示/違反報告)
作者の呟き(軌跡。あとやる気を出すために) - 宿儺を早く出す。頑張れ私…! (2020年8月17日 16時) (レス) id: e1b064acd8 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ぱるむさん» ありがとうございます!そう言って頂けるとめっちゃやる気出ます…!亀更新ですがこれからもよろしくお願いします… (2020年6月28日 0時) (レス) id: 9a9688c434 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ありがとうございます!そう言って頂けるとめっちゃやる気出ます…!亀更新ですが、これからもよろしくお願いします… (2020年6月24日 0時) (レス) id: 90f9ce8616 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - めっちゃ面白いです!応援してます!頑張ってください! (2020年6月19日 20時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ナッパ | 作成日時:2019年3月5日 13時

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