プロローグ ページ2
随分と前に廃校になってしまった
山奥の学校
灯りが全くないその校舎に
女が1人________________
「面倒だな……」
大したことない奴らばっかりだけど
何しろ数が多い
今日の任務は1個だけだったのに
急に増えやがった
しかも、1個目の任務地から遠いものだから
移動に時間がかかり
到着したのはすっかり日が落ちた頃…
明日も午前中に終わらせなくちゃならない任務が入ってるし
これまた、ここから遠い……
人手不足は嘆いても仕方ないけど
せめてもっと効率良くできないものか
「はぁ……」
終電には間に合わないだろう
始発に乗ってギリギリ間に合うかどうか
「さてと、やりますか」
とりあえず、目の前の呪いどもを片付けよう
〜〜♪〜〜♪〜〜♪
と、私がせっかくやる気になった瞬間
鳴った携帯の着信音
「チッ、誰だこんな夜中に」
そう悪態をつきながら画面を見る
《五条悟》
……………………嫌な予感しかしない
だいたいコイツからの電話は
ろくな事にならない
しばらく放置してみるものの一向に鳴り止む気配はなし
仕方ない…
ピッ)
『あ、もしもしA?あのs「ただいま電話に出ることができません。ピーっと言う発信音の後、電話を切って二度とかけてくんな」ちょ、ちょっと待って待って!大事な用なんだってば!』
「……何?」
『フッフッフッ、実はね〜………』
さっさと言えや
『なんと、驚いた事に!宿儺の器が現れました!イェ〜イ!(パチパチパチパチ』
「あっそ。ソレハヨカッタネー。
じゃあ、私はこれで」
『いやいやいやいや、本題はここからだよ。Aなら分かるよね?
上がどう思うか…』
「…」
『このままいけば間違いなく
即刻、“秘匿死刑” 』
「……」
『呪いなんて全く知らない普通の高校生でね〜、虎杖悠仁って言うんだけど。
なんでもその子、
先輩を助けるために
呪い蔓延る校舎に飛び込んだらしいよ!』
「………」
『とっっても良い子だよね!
恵も“ 死なせたくありません” だってさ。あの恵が、だよ?』
「……………………」
『ま、そういうわけで、
明日朝8時にいつものところね。
じゃ、おやすみ〜』
ツーツーツー……
・
・
・
「…あんのバカ目隠しィィィィィ!!!」
ドガァァァァァン)
廃校になってしまった山奥の学校
その夜、1人の女によって
その校舎は半壊した
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紅 - 優太? (3月8日 9時) (レス) @page7 id: 1d30ad6e27 (このIDを非表示/違反報告)
作者の呟き(軌跡。あとやる気を出すために) - 宿儺を早く出す。頑張れ私…! (2020年8月17日 16時) (レス) id: e1b064acd8 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ぱるむさん» ありがとうございます!そう言って頂けるとめっちゃやる気出ます…!亀更新ですがこれからもよろしくお願いします… (2020年6月28日 0時) (レス) id: 9a9688c434 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - ありがとうございます!そう言って頂けるとめっちゃやる気出ます…!亀更新ですが、これからもよろしくお願いします… (2020年6月24日 0時) (レス) id: 90f9ce8616 (このIDを非表示/違反報告)
ぱるむ - めっちゃ面白いです!応援してます!頑張ってください! (2020年6月19日 20時) (レス) id: 4fbbe91aff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ナッパ | 作成日時:2019年3月5日 13時