みんなのおかげ3 (ページ2)

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side黄

流星がジャニーさんに相談してくれてて。
社長室に入ると、ソファーに座っていたジャニーさん。

社「どうしたん？みんな。」

「ちょっと聞いてほしいことがあって。」

橙「結構前にしげと神ちゃんと家にDVDが届いてん。
そこにはしげに似てる人が女としてるやつやってん。」

社「重岡！」

赤「ちゃうねん！
それは俺の同級生の女やって。
電話したら知っててん。
誰とは言わんかったけど付き合ってるって。」

社「いや、でも言ってないはずやで。」

桃「そうなんですよ。」

橙「それからカレンダーの撮影で大阪に行った時、神ちゃんに怪我させたり、誘拐してしげが助けに行って今こんな状態や。」

青「こんなこと続いてたら俺らの仕事にいずれか影響が出る。
だから、公表させて欲しい。」

社「言ってることはわかってるのか？」

紫「分かってるつもりです。
どう思われても構わないです。
離れてしまう人は離れる。
でも、応援してくれる人は応援し続けてくれる。
それを覚悟で言ってます。」

赤「お願いします！」

しげが社長に向かって頭を下げた。
それを見て俺らも頭を下げた。

社「分かったよ。」

ジャニーさんはそう言うとどこかに電話し始めた。

社「お疲れ様。
今から会見を開くことを出来る？
俺じゃなくて、
うん。よろしく。」

黄「社長。」

社「お昼から会見を開く。
そこで発表しろ。」

青「ありがとうございます！」

会見の時間まで社長室でゆっくりしてた。

社「よし、そろそろ行こうか。」

事務所にある小さなホールですると聞かされ、各々緊張し始める。
俺もそう。
関係ないといえばそれまでだか、メンバーや。
緊張がめっちゃ伝わってくる。