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7話 ページ7

そこから、自由になって、
私は今、あの大きなソファに座っています


人生にないくらいソファに沈んでます。
めっちゃふかふかやなこのソファ!


「きもちぃ…」


すやすやと眠くなっていると
重岡くんが、私の横で思いっきり
ソファに飛び込む。


その反動で
沈みまくっていた体が押し出され、ほんの少し
体が浮く。


「わっ…!?
ちょ、や、やめてください…!!」


バランスを崩し、ソファに寝転ぶ感じになり
そのまま、重岡くんを睨みつけると
重岡くんは何故か顔を赤らめた


何故。


重岡「やっば、まじかわええんやけど」


その言葉に顔を濁らせ、ソファから起き上がる
そしてすぐさま小瀧くんに抱き着かれる


「こ、小瀧くん…ち、近いんですけど…」


小瀧「んー?」


すぐ目の前にある、無理矢理押さえ付けられた胸板を、両手で少し押す。


「ん…苦しいです…!」


それでも、ギュウと抱き締めてくる
内臓が出るよ。


小瀧「だって、Aが俺らの家に
居るって、ほんまに嬉しいねんもん!」


桐山「せやなー、気持ちは分かるで?
でも、Aからそろそろ何か出そうやから
離してやり」


スル、と小瀧くんから引っ張り出してくれる
桐山さん。

そのままの流れで、
桐山さんの胸に倒れる


「わぷっ…す、すいません、」


身体をつけたまま桐山さんを見上げると
今度は桐山さんが、私を抱きしめた


「はぅ…!?」


小瀧「あっ!自分言っといて!」


桐山「いやー今のは不可抗力やわ」


重岡「わはははっ!上目遣いはやばいで!」


「は、ははは…」


桐山さんからの熱いハグを頂いたあと
キッチンで何かを作っている神山くんの所に
行ってみる。


「何作ってるんですか?」


神山「ん?んー、出来てからのお楽しみ」


この子はエンジェルか何かですか?
液体状の物をかき混ぜている姿は
なんとなくお母さんに見える。


「…ホットケーキ?」


神山「んー惜しい笑
ほら、しげと遊んどいで」


「重岡くんは、煩いから嫌です」


重岡「なーんーてー?」


後ろから降りかかる悪魔の声。


「あーーーっ!!神山くーーんっっ」


神山「しげ、あんまりお触りせんといてなー」



重岡くんに連れ去られる私を
手を振って見送る神山くん。酷いよ

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- アイドルだけど夢主に惚れちゃって誘拐したって事でいんですか? (2018年2月25日 13時) (レス) id: 0efc3643a8 (このIDを非表示/違反報告)
きりの あきな(プロフ) - ひょなさん» ありがとうございます!頑張ります! (2018年2月23日 16時) (レス) id: e6509d9367 (このIDを非表示/違反報告)
ひょな(プロフ) - はじめまして!!濱ちゃんがかっこよすぎます!!応援してます! (2018年2月23日 16時) (レス) id: d96fa57cf6 (このIDを非表示/違反報告)
きりの あきな(プロフ) - なーさん» ありがとうございます(*^^*)そう言って頂けて嬉しい限りです!頑張りますっ (2018年2月22日 22時) (レス) id: e6509d9367 (このIDを非表示/違反報告)
なー - はじめまして!とても面白くて一気読みしてしまいました!応援しています! (2018年2月22日 21時) (レス) id: 7f3bb28f71 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きりの あきな | 作成日時:2018年2月19日 1時

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