【JW】同居人はストーカーさん【橙】

31話 ページ31

コンコンコン、とノックをすると
返事は返ってこないで、代わりにドアが開いた


桐山「意外な訪問者でびっくりぽんやわ笑
どないしたん？」


「時計、ありがとう」


桐山「時計…あー！あれか！
どういたしまして。あれめっちゃ可愛ない？」


「可愛かった!!
本当にありがとうね」


桐山「おん
あ、今から風呂？」


「うん」


桐山「寝巻きまだ買うてきてへんのよ
今日もそれで寝る？」


「あ、神ちゃんが今日貸してくれるって
言ってたから今から借りに行こうと思って」


そ。と一言言われ、
もう行こかななんて思ってたら
照史に不意に手を引かれる


「わ…」


部屋に入れられ、パタンとドアが閉じると
ドアに体を寄せられる。

目の前には照史、私の顔の横には照史の手。
所謂壁ドンと言うやつをされていた。


「照史…？」


桐山「俺の服やっぱでかいなぁ」


相変わらず袖が長くて手が見えないパーカー
そうだね、なんて笑い返すと
ドアに手をついてない、反対の方の手で
私の頬に触れた。


スス、と指が下に下がって、
お腹辺りまで来た時に、スウェットの紐が
ある事に気付いてそこに留まる照史の手。


桐山「この紐解いたら、ズボン落ちるやろな」


「な、何考え…ちょ、」


パーカーの裾から手を入れて、解こうとする
慌ててその手を止めようと腕をつかむ

それでも男女の力の差が出て止まらない照史


「や、やめ···っ」


ーー

次回ちょっぴり甘かもです(´◇｀*)

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