19話 ページ19
淳太くんに言われた通りちゃんと
ドライヤーで乾かして、眠りについた
朝になると、心地よい音で目が覚めた
トントントン…と言う音と
ジュウ…と、何かを炒めるフライパンの音。
今何時なんだろう
この部屋、時計が無い
そろそろ起きようと体を起こし
重たい瞼を目でこすって無理矢理開ける
すると、ノックの音が部屋に響き、
それに続けて
きっとエプロン姿であろう神ちゃんの声が
聞こえてきた
神山「Aー、朝ご飯やけど起きとる？」
「起きてる！」
パタパタとスリッパを履いて、ドアを開けると
やっぱりエプロンをつけていた
神ちゃんがドアの前に立っていた
神山「おはよう」
「おはよっ」
目覚めはいい方
神ちゃんは満足気に微笑むと、
私の後頭部に手を回す
「へ、」
神山「寝癖
後で直したろか？」
「じ、自分で出来るし…」
恥ずかしくなって、そっぽを向く
あーーっ!と奇声を発している隙に
私は1階へ降りた。
「あれ、全員じゃない…」
リビングに来た時、
朝ご飯が用意されていたのは4つだけ
優雅にコーヒーを飲んでいるのは多分淳太くん
背中をむけているから分からないけど
もう1人は…照史かな？
「おはよう」
後ろから声をかけると、こっちを見てくれる
あ、やっぱり淳太くんと照史だった。
「照史、髪の毛下ろしてる」
桐山「まだ何もしとらんからな〜」
「私そっちの方が好きだよ」
ピシッと凍り付く照史を他所に、
椅子を1つ開けて、椅子に座る
きっとここに座るのは神ちゃんだから
中間「神ちゃんは？」
「知らない
なんか奇声あげてたけど」
中間「なんやそれ笑」
朝ご飯は至ってシンプル
ベーコンに目玉焼き、コーンスープに
トースト
4人の真ん中にはいろんなジャムが
「これ、手作り？」
桐山「せやで
神ちゃんお手製ジャム！
これがめっちゃ美味いねんで〜」
ごめんごめん、とやっと席についた
神ちゃん。皆揃って手を合わせる
「「いただきまーす！」」
神山「A、ジャムつける？」
「ん〜…神ちゃん的にどれがオススメ？」
神山「そうやなぁ
朝はサッパリ目のブルーベリージャムかな」
「じゃあそれにする」
はぁーいと、小さな可愛らしい瓶を
私に渡す。めっちゃ可愛い…女子力…
程よく焦げた綺麗なトーストにジャムを塗る
ふわっと香るブルーベリー
あ、絶対これ美味しいヤツ
ーー
文字数足りないぃぃっ
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燐 - アイドルだけど夢主に惚れちゃって誘拐したって事でいんですか？ (2018年2月25日 13時) (
レス) id: 0efc3643a8 (このIDを非表示/違反報告)
きりの あきな(プロフ) - ひょなさん» ありがとうございます！頑張ります！ (2018年2月23日 16時) (レス) id: e6509d9367 (このIDを非表示/違反報告)
ひょな(プロフ) - はじめまして！！濱ちゃんがかっこよすぎます！！応援してます！ (2018年2月23日 16時) (レス) id: d96fa57cf6 (このIDを非表示/違反報告)
きりの あきな(プロフ) - なーさん» ありがとうございます(*^^*)そう言って頂けて嬉しい限りです！頑張りますっ (2018年2月22日 22時) (レス) id: e6509d9367 (このIDを非表示/違反報告)
なー - はじめまして！とても面白くて一気読みしてしまいました！応援しています！ (2018年2月22日 21時) (レス) id: 7f3bb28f71 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きりの あきな | 作成日時：2018年2月19日 1時
