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16話 ページ16

「あ、照史…」


桐山「何リビングでおっぱじめとるんや!!」


「おっ、おっぱじ…ち、ちが、ひゃっ」


悶える流星を見下ろして、
私を起こしてくれる


桐山「上裸で何してん!!
A困っとるやないか!!アホ!!」


藤井「だって〜…」


桐山「だってもクソもない!!はよ上着ぃ!」


照史の説教にしょぼくれる流星。
オトンと息子…。


「照史…」


桐山「ん?」


「ありがとう」


桐山「いーえっ
俺ら元々7人で暮らしとって
つい癖で平気で裸で出てきたり
するかもしれへんけど、」


「が、頑張って慣れるよ笑」


桐山「ごめんな、なるべくさせへんように
皆にも言うとくから」


申し訳なさそうに眉を下げ、
頭を優しく撫でられる


「照史って、
お兄ちゃんみたいだよね」


桐山「あー皆にもよぉ言われる笑」


「そんな感じする笑」


あはは、と2人で笑っていると、
なんかあったん?と嬉しそうに混ざってくる
神ちゃん。


そこから3人で
他愛のない会話をして、穏やかな時間を
過ごせた。




それから、

しげがお風呂を上がり、照史を呼びに来る。
照史が上がれば、淳太くんを呼びに2階へ。
淳太くんが上がると、私の元へやってきた。


中間「Aで最後やで
お風呂溜まっとるから入ってき」


「あ、うん、ありがとう」


寝巻きは何処だろう、とタンスの中を漁るけど
それらしいものは見つからない


外用の洋服で寝るのは嫌いなんだけど…
仕方ないかとましな服を探す。


すると、コンコンというノック音が。
はい、と短く返事をするだけで
ドアの方は見ていなかった。


ノックをしたのは照史だった。


桐山「寝巻き探しよるんやろ?」


「うん、無くて…」


桐山「実はなぁ、寝巻きだけ買い忘れてん
せやから今日は俺の服で我慢しとってや?」


そう言って渡された照史の服。
黒のスウェットと、灰色のパーカー。

至って普通の服。


桐山「ズボンでかいと思うねんけど、
紐でキュッて出来るやつやから」


「ありがとう」


無事寝巻きを確保し、風呂場へと向かった。

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- アイドルだけど夢主に惚れちゃって誘拐したって事でいんですか? (2018年2月25日 13時) (レス) id: 0efc3643a8 (このIDを非表示/違反報告)
きりの あきな(プロフ) - ひょなさん» ありがとうございます!頑張ります! (2018年2月23日 16時) (レス) id: e6509d9367 (このIDを非表示/違反報告)
ひょな(プロフ) - はじめまして!!濱ちゃんがかっこよすぎます!!応援してます! (2018年2月23日 16時) (レス) id: d96fa57cf6 (このIDを非表示/違反報告)
きりの あきな(プロフ) - なーさん» ありがとうございます(*^^*)そう言って頂けて嬉しい限りです!頑張りますっ (2018年2月22日 22時) (レス) id: e6509d9367 (このIDを非表示/違反報告)
なー - はじめまして!とても面白くて一気読みしてしまいました!応援しています! (2018年2月22日 21時) (レス) id: 7f3bb28f71 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:きりの あきな | 作成日時:2018年2月19日 1時

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