2人の距離(赤) (ページ27)

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段々みんなと慣れてきて

westの皆さんとワイワイ楽屋で話せてる

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小「ほんでさ！」

あ「へぇ～」

小「おまっ！興味なくなったやろ～！」

桐「今Aちゃん俺のおすすめ料理店の話聞いてんねん！」

あ「こっちに夢中だから！」

小「はぁ！？」

色んな話の引き出しを持ってる

みなさんと話してるといきなり

手をグイッとひかれて

後ろを振り向くと

シゲがいた

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重「ちょっと俺こいつ借りてくわ」

あ「えっ、」

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手を引かれてまま

廊下をぐいぐい歩いて行くシゲ

それに私は必死に置いていかれないようについて行く

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重「…このへんでえぇか」

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いきなり止まったから背中に突撃(笑)

シャワー浴びたばっかのシゲが目の前にいて

セットされてない髪型にちょっとドキッとする

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あ「えっと…お疲れ様…」

重「うん。ありがと。」

なぜかでは繋がれたままで

俯きがちに微笑むシゲにまたドキッとする

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重「どやった？…おれ」

あ「え、え？しげが？」

重「…うん」

あ「かっこ…よかったです」

重「…よかった笑」

なんだ、この高校生の体育祭みたいな雰囲気は

すっっっごくむず痒い、

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重「おもろいやろ、あいつら。ジャニスト」

あ「あぁうん！すっごく笑誰と話しても楽しいや笑」

重「そっか、そっか。…もう帰るん？」

あ「あー、うん！もうそろそろ帰ろっかなって」

重「あ！じゃ『おーーい！帰るで！』

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シゲがなにか言いかけた時

後ろから小瀧がそう言って私をよんだ

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小「車！準備できたから！はよ乗って行くで！」

あ「あ、……うん、じゃあまたね、」

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別シゲか小瀧と付き合ってる訳でもないのに

すっごく後味悪い別れとなった

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重「おぉ、ありがとな！気をつけて」

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その時のシゲの顔がとっても悲しく見えた.

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