2人の距離(赤) (ページ3)

今日:10 hit、昨日:22 hit、合計:60,337 hit

3 ページ3

'

'

'

伊織side

あ「おはよーーーー！」

伊「おはよ」

重「おはようさん」

元気に笑いながら登校してくる2人と校門で遭遇

どう見ても両思いなのになかなかくっつかない

もどかしい気持ちの幼馴染、峰です。

この2人本当に今にもくっつきそうだけど

くっつかないのにはきっと男どもにある

重岡は絶対自分の恋愛は話さない

好きなタイプとかになっても照れて逸らす

もう1人の幼馴染、俊はきっとシゲの気持ちを知ってるんだろうけど

絶対口には出さない

まぁ男の友情か知らないけどそういう約束なんだろうね、

って言ってもシゲがAのことを好きなのは一目瞭然ですが

伊「ねぇ」

俊「ん？」

伊「シゲって馬鹿なの？」

俊「…まぁバカやろうな」

伊「なんで告白しないん！？」

俊「またその話か笑」

伊「もうこっちは時間がないんや！」

俊「俺らまだ15やぞ…」

伊「A可愛いんだから高校行ったらモテるに決まってる！やばい！」

俊「お前は親衛隊か笑」

お世辞なしにAは可愛い

中学でそんなに告白されたりしないのは

きっとあの子がシゲの事が好きなのが誰が見ても分かるから

伊「俊からも言ってよ」

俊「…なにを」

伊「一歩踏み出せ！と」

俊「俺が言ったら不自然やろ、」

伊「いや、いつも口出さない奴からのが効果あるかもしれへん」

俊「…まぁ本当に好きならいつかくっつくんとちゃうの？」

伊「ルーズやなぁ、ほんま」

俊「お前はほんとせっかちやな」

あと3ヶ月

なんで私のが焦ってんねん…！

'

'

'

'